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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   島国言語は・・・。   おほと

 島国言語の特色のひとつは。相手に対する思いやりが行き届いていることである。日本語の人称をあらわす語は、きわめて多様で、第一人称など5つ6つがすぐ頭に浮かんでくる。このように、時と場合によって、蛇足の部分をふやしたり、減らしたりということをほとんど無意識に行っている。
 島国言語は相手に対する思いやりが前提となっていて、短い言葉でも通じ合えると言う良さがある。例えば、外国にホームステイに行って、外国の人に「おやつはいかが?」聞かれたら遠慮してしまう。日本人の場合「本当はたべたいんだろう?」。だが外国人の場合「あっそ」で持っていってしまう。島国言語の良さは、相手が何も言わなくても思いやりで伝わるというところである。
 しかし、正しい意思疎通をするためには大陸言語の方が適している。例えば国際社会のなかのプレゼンをする時に島国言語を使うと、意思の疎通がうまくできなくなり、さまざまな誤解を招いてしまう。大事な企画が台無しになってしまう。そうなったら社会に見捨てられ、路頭にさまよってしまい自分にもあまりよくなものでもある。それが島国言語の悪いところである。
 確かに島国言語にも大陸言語にもそれぞれ良さがある。しかし、一番大切なことは、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである」という名言があるように、それぞれの言語の特徴に合った使い方をすることである。

   講評   nane

 今回もとてもよく書けた。先生の説明をしっかり消化して書いているね。
 今度ホームステイに行くこともあるだろうから、そのときは今回の話をよく思い出して、自分の意見をはっきり言うようにするといいよ。
 国際社会でのプレゼンテーションもいい例。アメリカなどでは小学生のころからみんなの前で発表をする練習が頻繁にあるらしい。日本人がそういうことが苦手なのは、そのような訓練を受けていないからということもありそう。
▲「路頭にさまよってしまい……」は、この文の流れからすると、ちょっとオーバーかな。
 名言と総合化もよく考えた。自分なりに考えているところがえらい。

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