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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本語   もりゆ

 日本語は今まで日本民族によってしか使われたことのない部族言語である。日本語は徐々に外の視点を加味して整理される芽生えがでてきている。このまま50年、100年と外国人が日本語を学ぶ勢いがおとろえなければ日本語も大きく変わるだろう。日本は、これからどうやって日本語を刈り込んでいったら国際普及の日本語になるかということを考えなければならない。国家的な事業として相当大きな研究課題として真剣に取り組むべきである。
 日本語にはひらがな、カタカナ、漢字、の3種類の文字の種類がある。これは外国人が日本語を学ぶ時に苦労することだと思う。特に漢字には特別な読みをするものがいくつかある。例えば「為替」。この漢字が読めるようになるのに私は苦労した。何度練習しても頭に入らなかった。その他にも「山車」、「七夕」など特別な読み方をする漢字は日本人である私も読めるようになるのに時間がかかった。
 日本語には方言がある。関西弁、関東弁などさまざまな方言がある。時々全く意味が分からない方言を聞くことがある。同じ日本語でもこんなに違うのかと驚くことがある。たとえば沖縄の方言で、「めんそーれ」という言葉は「こんにちは」というような意味と聞いたことがある。私は初め、この言葉を聞いたとき、なんという意味なのか全く見当がつかなかった。他にも「こんにちは」だけでもいろんな方言があるのではないかと思った。
日本人にとって日本語とは長い時間をかけ、つくり上げてきた素晴らしい、コミュニケーションをとるための道具だと思う。まだ私たちの知らない日本語の素晴らしい部分があると思う。これからももっと日本語を学んでいこうと思う。そして、日本語をもっと外国の人達にも学んで欲しいと思う。

   講評   hamura

 要約がとてもよいです。内容をよくしぼっていて、字数もぴったりです。
 感想文では日本語の難しさと良さ、という点について、意見をまとめられました。またいろいろな言葉を例として挙げられました。自分の話を入れることは感想文で大事なので、この調子で続けましょう。与えられたテーマ(主題)について、自分の中でもう一度とらえ直して考えていることになるからです。
 最後の「日本人にとって・・」の意見は、意見自体はしっかりしていてよいですが、それまでの「日本語の難しさ」から「素晴らしい道具」というとらえ方に、唐突に飛んでいるようなので、もう少し説明を補足するとよいでしょう。
 「確かに難しいが、すばらしさもある」という点です。
(例) 「山車」や「七夕」について:最初は覚えるのが難しかったが、一度覚えると、その漢字から情景が目に浮かぶほどになった。漢字は視覚にも訴えるものがあるようだ。
「こんにちは」について:地域性が伝わる良さ、等々。
「外国人にも学んでほしい」という意見も、「日本の良さを分かってもらうために・・・」というような、説明が付け足されると、分かりやすくなります。


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