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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   おや? 親とはどういう存在だ??   スーランスラケイ

 僕はある長文を読んだその長文の名は「父は父ではなくなっている」だ。この長文は、この頃の父親はしっかりとした父親の役目をしていないと述べている。作者によると父親が子供に友達みたいな存在として扱われるような態度をしていることを指摘しているようだ。つまり作者はこれを良いと思っていないのだ。父親は友達のような同等の立場の父親になる事を避けるべきで、文化を伝え、生活の規則、社会模範を娘または息子に教えたほうが良いと述べている。僕はこの作者が述べている通りに親と言う存在は、友達みたいな関係が悪いのか、またはこの作者が言っている事と、まったく反対、いわゆる厳格な親がいいのか調べてみることにした。
 まず親というのは「教育熱心な親」であるべきかと考えてみた。まず僕は今まで体験したことを振り返ってみた。そして一番しっかりと覚えていることがあった。それは小学六年生の最後の試験の時だった。
 テストが行われる前日なのに家で本を読んで、試験勉強など見向きもしなかった僕を見た母がこう言った。
「自分を試して見なさい!!」と母の声が家中に響きわったった。机にいやいやながら、のろのろと向かい、いすに座り、適当に教科書をぺらぺらめくり読んでいたら、母が僕の心を悟ったらしく、またまた大声で僕に
「適当に勉強していたら、後で後悔するよ!その時の方が悔しい思いをするから、今できるところまで頑張りな!」と励ました。それでも僕は真剣にやらなかった。親子の絆だろうか、それも母は感知し、僕の部屋まで来て直接僕に勉強を指導してくれた。その頃僕は「やだー」と思ったが、次の日のテストで四教科中一つは百点、二つは九十点代だった。(ちょっと恥ずかしいのでもうひとつの点数は言わない)(笑)もしも親が友達みたいな人で「一緒に遊ぼう」と言うタイプだったら僕は色々なところで助けてもらえなかっただろう。これが僕の意見だ。
 次は「父は父でなくなっている」の作者と反対の意見の「親と自分は友達みたいな関係であったほうが良いだろうか?」ということだ。例えばの話で僕の体験を入れよう。僕は母と五年生の頃ディズニーランドに行った。その時、僕と母は色々なアトラクションで「わー!」や「キャー!や「ギャー!!」と叫んだり、色々なレストランで「おいしい!」や「最高!」や「こんなの初めて!!」と発言したり色々なショーやパレードで「おー!」や「おおー!!」や「おおおーーー!!!」と喜んだ。母は僕のことを深くわかっていたから、僕の日常のストレスを発散させてくれたり、珍しい食べ物を食べたり、同じ喜びを同じように楽しめ、こんなに貴重な体験を味わえたのだと思う。もし母が友達みたいではなく、厳しく、きつく勉強が全てと思っていたら、多分こんなに楽しいことさえ生まれなかっただろう。僕の意見は以上の通りだ。 厳しく、教育中心である親、友達みたいなものが伝わる親どちらとも長所もあり短所がある。厳しい親にはちょっといやになってしまうかもしれないという短所。友達みたいな親はちょっとふざけすぎてしまうかもしれないという短所。どちらとも素敵な長所があるのに時々急所的な短所があったら困る。だけれど親で一番いい「形態」を僕は様々な経験から探りだせることが出来た。物がよくわかり、教育を理解し、厳しすぎではなく、やさしすぎではない親。つまり「臨機応変に態度をすばやく変えれる」愛情深い親だ。従って「川の石の上の上を通るとき、ある一ヶ所だけにとどまり、動かないよりも、場合に応じて石から石へ飛び移ったほうが賢い」とまとめた方がいいだろう。
 
 




   講評   isimi

 しっかりと書けています。
来週は進級試験です。課題を参考に内容を決めておいてくださいね。


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