対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2426 今日531 合計52867
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   話の上手下手   山大

 話が上手い人というのは、ただただずっと話し続けるのか。それとも、所どころ間を入れて、相手がどのような状況なのか確認して話すのか。多分、99パーセントの人が、所どころ間を入れて確認する話し方の方が上手いと感じるであろう。もちろん僕も99パーセントに分類する。少し間を置いて話した方が良いに決まってる。
 僕が、所どころ間を置いて話した方が良いと思う理由その1は、間がないと聞く方がつまらないからである。普段の会話でも、授業でも、説教でも何でもそうだ。普通の会話で、こちらが全然分からないことを相手が話していることは、しょっちゅうあると思う。ただ、ここで話し上手の人は、何回かこちらの様子をうかがって、「あ、ごめん。今の話分からないよね」とか言って、こちらを気遣う。しかし、話下手の人はどんどん自分の世界に入っていって、こちらのことなど眼中にない、ということになってしまう。そうなるとこちら側は、口を挟むタイミングを失うし、何より面白くない。これが第一の理由である。
 もう1つの理由は、相手が一方的に話しだすと、こちらが中々口を挟めなくなるからだ。こちらが分からないことを話されると、「ああ、それそうだよね」と賛同することもできないし、「いや、よく分かんないんだけど」と言って相手を傷つけることになってしまう。そして、間を入れてくれないのだから、何も言えない。そうなると困るのが第2の理由である。
 だが、反対に、間を入れずに話した方が自分のことに打ち込めて、自分の世界に入れるから良いと言う人も、残りの1パーセントにいるだろう。だが、自分の世界に入ることは、話す側にとっては楽しいが、聞く側は大変困る。才能は自分を信ずる能力であるが、それを他人にぶつけるのはいけないと思う。話す時は、間を置くことが大切である。

   講評   nara

 テストも終わって、そろそろ部活が始動するのだね。忙しくなるけれど、この2ヶ月で予復習・作文のペースを作ってきたから、何とかがんばれると思うよ。しばらく運動量が少なかっただろうから、体を動かしたくなってきた頃かもね。
 この作文の組み立ても、もうしっかり自分のものにできている。進級テストも心配はいらなそうだ。題材探しがポイントになりそうだね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)