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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間の生涯は   大卓

 人間の生涯は物事を学ぶ果てしない旅である。母親の胎内にいる頃から人生八十余年を迎えても、まだ学ぼうとする。それは、物事を学び喜ぶエネルギーが学習意欲を掻き立てるからできるのだ。学ぶエネルギーを実感するためにも、人間は学び続ける人生を送るのである。喜ぶエネルギーがあるのは、楽しいからである。これから、学習とは楽しいものだと考える。むしろ楽しいと思うべきである。(要約)
 ぼくも塾で同じように学んで楽しかった事がある。飽和水蒸気量の単元だ。初めのほうは、全然わからなかったけれど、お父さんに、教えてもらうと、とてもよくわかり、とくいになった。あの時にわかった事は、一問できるとうれしくなって、次の問題もやるぞ!と言う気持ちになれるということだ。喜びのエネルギーを一番実感した時はこの時だと思う。
 裏を返して言えば楽しくないと学ぶ気力がなくなると思う。さらに楽しくないと、いくら行い、学んでも身に付かないのだ。ぼくも経験がある。国語だ。言葉の森は、作文教室で教科は国語なのに言うのもなんだが、本当に、国語が楽しくない。と言うか、身に付く気がしない。成果も上がるような気がしない。学んでも、楽しくなければ身に付かないと一番痛感したのはこの時だったといつも思う。
 確かに勉強は勉(勉めて無理をする)に強(強く)だから勉めて強く無理をするという意味で辛い面もある。しかし『辞書のような人間になることでなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である』と言う名言があるように自ら楽しく勉強を行ったら、喜びのエネルギーが生まれ学習意欲が出てくるだろう。

   講評   kira

 大卓くん、こんにちは。学ぶ楽しさ、わかる喜びを味わえることが、学生にとって、いえ人間にとっていちばん気持ちのよい体験といえるかもしれませんね。最近の教育問題は、様々な側面を見せていますが、つまるところ「わかる喜び」を知らない、或いは伝えられないことに起因しているのではないでしょうか。
 塾の理科の勉強で、そのひらめきを体験したんだね。楽しくて仕方ない気持ち、よくわかります。ここにはっきりと「第一の理由は」と書いておくといいね。
 第二の理由。「言葉の森」に(私に、かな?)配慮してくれてありがとう。(笑)国語の勉強に楽しさが感じられないんだね。言葉の勉強、語学に限定すれば「正解」というのがあるのは納得できるけれど、鑑賞や解釈にどうして正解があるんだろうと思い始めると、国語の勉強は不愉快になるのかもしれない。私は、国語の問題を「推理」のように解いて楽しんでいました。高校以降の悩みの種になりがちの古典は、私も大嫌いでしたが、ある程度の基礎知識が身に付いた後は、歴史探訪のような楽しさが見つけられました。もう少し、熟成を待ってみようよ。
 今はいろんな分野に散らばっているように見える知識が、ある時いっきに連結して役立つ時が来ると思います。その時にも、きっと大きな喜びがあると思います。頑張ろうね。

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