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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テレビで見える戦争の部分と(感)   えとみ

 テレビで戦争が見える、と一瞬思ったが、見えている部分はその一部である、ということに、一瞬遅れて気がついてくる。明るい部分が明るければ明るいほど、影の部分、影の形が、逆にはっきりしてくるといえる。明るい部分とは、つまり映像や情報が流れている部分、暗い部分とは映像が秘匿され流れてこない部分である。テレビによって伝えられる情報が、たとえ一部であっても、真実であり、真実の一部であるだけに、危険は非常に大きいといわざるを得ない。さらに、テレビによって大量の情報が流れている時には、新聞や雑誌あるいはラジオなど、他のメディアの報道もテレビに大きく引きずられてしまうことに注意しなければならない。私は、目に見えるものだけではなく、その裏側・見えないところまで考えられるように生きていきたい。
 その方法として、いつも裏側には何があるか気をつけることだ。よくテレビで、占いや霊能力者が出ているテレビがある。私はたまに疑ってしまうことがある。本当に霊が見えてるのか本当に占いの力があるのか気になってしまう。実は、何も力が無いのではないかということは見るたびに思う。 
 二つ目の方法として、自分の考えをしっかり持つことだ。日本は昔アメリカと戦争をしていた。その戦争では、日本はどんどん不利になっていった。そしてついにはアメリカに負けてしまいそうになった。それなのに日本は新聞やラジオで日本は勝っているなどとウソの日本中に流した。
 確かに、映像だと印象にも残るし字だけの新聞よりも分かりやすい。しかし裏側のことを考えて生きていかなければ、その情報がもしウソだったらウソの情報を知ったことになってしまう。『花は誰が見ていなくても咲いている』という名言があるように裏側のことも考えられるような生き方をしていきたい。

   講評   kirara

 情報があふれている今だからこそ、「裏側」を見極める力が必要なのかもしれませんね。
 <<こうせい>>与えられた情報をうのみにすることは、確かに危険ですよね。そこで、「自分の考え」が必要になってきます。二つの方法をうまくつなげることができました。
 <<だいざい>>実例を、メディアの話題で統一したのがよかったですよ。二つ目の実例は「自分の考えをしっかり持つこと」ということに関するものなので、「・・・・・ウソを日本中に流した。」と書いた後、もう少し文を足すといいでしょう。
 <<ひょうげん>>目で見たものすべてが真実とは限らないんですね。
 <<しゅだい>>裏側を知らないままでは100パーセント知ったことにはならない、という考え方がきちんと出せていて、とてもいいですよ。


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