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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   見テ知リソ知リナサ見ソ   ゼニガメ兵

 見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい、という意味でしょうが、じつはもっと深い意味があるような気がする。ものごとを判断したり、それを味わったりするときには、その予備知識や固定観念がかえって邪魔になることがある。ひとつの美術作品にむかいあうときに、その作家の経歴や、その作品の意図するものや、そして世間でその作品がどのように評価されているか、また有名な評論家たちがどんなふうにその作品を批評しているか、などという知識が頭の中にたくさんあればあるほど、一点の美術品をすなおに、自分の心のおもむくままに、見ることが困難になってくる。それが人間というものなので知識をとらわれずに物事をありのままに見ることは大切だと僕は思う。
 理由の一つ目、先入観があると物事の真の姿を見ることができなくなるからだ。僕は、初めて寿司屋に行った時、サーモンをよく目にした。「うっわ〜、これ味なさそうで不味そう…。」と最初は思った。でも食べてみたら、以外に美味しかった。こんな事が起きたおかげで、生魚系のお寿司を食べれるようになった。サーモンが美味しいと言うのは食べてみないとわからないと僕は感じた。そういえば食べ過ぎてお腹壊してもうた事あるなぁ(汗)。〈複数の理由1〉
 理由の二つ目、知識に頼らず、自分の目で見た方が自分が成長するからだ。僕はある日、家族でテレビ局に遊びにいった。入り口の隣に、案内標があった。でもこれだけじゃあ、さっぱりわかんない。という事は実際に僕が、探索をして、辺りを覚えた方がええんとちゃうか?その方が早いと思った。知識だけでは何の解決もできないという事、僕はそれを知った。あっ、でも自分に頼りすぎて迷子になったらどないしよ〜!!〈複数の理由2〉
 確かに、知識があった方が効率よく物事を見ることができるかもしれない。しかし、『行動するためには多くの事に無知でなければならない。』という名言があるように、知識にあまりとらわれず、自分の見方で物事をありのままに見ることは大事だと僕は思う。

   講評   yama

 こんにちは。私達がより生きていく上で知識というものは欠かすことができないものですが、それにとらわれずぎるのもまた問題だという長文でしたね。どちらかというと知識偏重になって自分の感覚を信じることがあまりにもできなくなっているのかもしれません。

<第一段落>きれいにまとめることができた要約ですね。「知識にとらわれずに物事をありのままに見ることは大切だと僕は思う」が今回の是非の主題ですね。
<第二段落>一つ目の理由として「先入観があると物事の真の姿を見ることができなくなる」とあげてくれました。食べず嫌いだったサーモンの話はぴったりですね。とにかく一口は食べてみたことが功を奏しましたね。
<第三段落>理由の二つ目は「知識に頼らず自分の目で見た方が成長するからだ」ですね。テレビ局での体験は「自分が成長した」という話までもっていけるとよりよくなりそうですね。自分に頼りすぎたときの落とし穴もユーモア表現として入れておいてくれました
<第四段落>この段落はもうばっちりですね。とても説得力のある結びができています。かっこよくまとまりましたね!



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