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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自然美   りんこ

 美とは、本来、自然の造化による創造物の性質を言いあらわす言葉である。自然は、その創造するすべてのものに、美という性質のほかは与えない。自然の美の本質は、美醜の対立を超越したところにある。規制され限定された美、人間の個性の範囲の美、特殊な性質の美。それらはいずれも醜の対立概念としての美にとどまって、自然美の超越性にまで到達することが困難なのである。けれども、近代に始まった美術は、当初から人間の能力に絶対的な信頼をおいて出発したものであり、才能と個性への賛美によって貫かれてきた。美の基準は、個性におかれ、醜と対立する美という範囲内でしか考えられなくなり、自ら美の次元を低い段階に限定する状態となったのである。私は、自然のもつ美を再確認するべきだと思う。(要約)
 そのための方法としては第一に、自然とふれあうことだ。私の学校では、毎年のように夏休みに合宿がある。去年は、立山に登山合宿へ行った。しかし登山二日目は、朝から雨がたくさん降っていて、昼まで宿泊所で待機となった。すると、急に青空が戻ってきて、急遽登山をすることになった。最高の青空の下、登山をすることはとても楽しかった。またこの日は夜に星空観察をする予定で、当初雨のため危ぶまれたが、昼間から晴れたおかげか、満天の星空となった。この星空は、プラネタリウムの星の数よりも、多かっただろう。東西南北、上下左右が星に囲まれ、とても感動した。
 第二の方法は、自然のままにいることだ。「Simple is best.」私はこの言葉が好きだ。私は、学校生活だけでなく普段の生活においても、自分自身に+αをするのが嫌いだ。学校のノートは、よっぽどの事がない限り赤と黒で埋め尽くされているし、最低限のおしゃれしかしない。私は、どちらかというと素のままで暮らすのが好きである。ノートを綺麗にデコってとても見やすく書いている友達や、綺麗に着飾っている友達がいる。見ていて、すごいなとは思うが、自分が実際やりたいかと問われたら、100%嫌というだろう。
 確かに、人間が作った美も美しい。例えば、映画などは毎年感動する良い映画がある。邦画は最近注目を浴びているが、本当に完成度が高いと感じる。しかし、私は自然のもつ美というものを再確認するべきだと思う。自然とは、自ら作り出すものではなく、あるものを自分の解釈で解いていくものである。(当為の主題)

   講評   huzi

 進級テスト締め切りに間に合ってよかった! (ぎりぎりセーーフ!!) 全項目および字数ともに◎です。合格、おめでとう。
 くわしい講評はこれからお送りします。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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