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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   手助けとは・・・   くろーばー

 手助けは、された方は楽になったり、した方はいい事をした気持ちになれる。私は、家で数学を勉強していた時どうしても分からない箇所があって、困ってしまったことがある。そんな時、母に『これはね〜だから・・・なのよ。』と教えてもらって、『あぁ!なーるほど♪』と思ったことがある。他にも、バレエで先生にコツのような物を教えてもらったり指導してもらったりして、実行してみると上手く言ったと言う経験がある。このように、手助けをする事は人に大きな影響を与えるものなのである。
 まず、意見Aとしては、手助けはいい。なぜなら、先ほど私が述べたようなどんなに頭をひねってねじってしぼってのばしても(笑)分からなかったり解決できなかったりした時にとても役立つからだ。それがきっかけで突然目覚めて、何か凄い発明をしでかすかも!?それに、他人が頭を抱えているのを見てほおって行くわけにもいかないだろう(~_~;)。手伝ってもらったら嬉しいし、お返しに・・・と言う感じで交流が生まれるかもしれない。誰かが他の人にしてあげた小さな手助けがその後その人にとって大きな天下となって現れる可能性もあるだろう。
 次に、意見Bとして手助けが邪魔になってしまうことがある。それは、例えば小さい子供が一生懸命一人でなにかを成し遂げようとしているのを見て、大きい子や大人(親など)が手を出してささっと終わらせてしまうことだ。そうすればその子はまったく達成感を味わえないし、『○○ちゃん(自分)がやりたかったの〜』と言って泣き出すことも・・・あるだろう。私自身はあまりゲームをしたことが無い(というか一個も持っていない)ので感じたことが無いが、攻略本を読んでヒントを得てから全ステージ制覇するよりも自分だけの力でやった方が『おっしゃー!』と思える。このように手助けをあえてしないほうが為になることもある。
 確かに手助けしてあげることも、あえて何も手を出さないでおくことも両方大事だと思う。だがしかーし、大切なのは、健康らしい外見ではなく健康自信である、という名言があるように、見せかけのやさしさだけで終わらせるのでは無く、本当にその行動が相手の為になるのかという真実を考え相手に対する真の思いやりを忘れないことである≪総合化≫。

   講評   kirara

 「手助けをすることは人に大きな影響を与えるもの」という第一段落がうまいですね。その後を読むと、いい影響と悪い影響の両方があることがわかります。
 <<こうせい>><<だいざい>>二つの意見とも、正しいんですよね。やはり、重要なのは手助けがいいか悪いかではない、という主題につながっていくのでしょう。実例も、わかりやすくて適切です。達成感って、本当に大切なものですよね。
 <<ひょうげん>>「見せかけのやさしさ」というくろーばーちゃんの表現もいいですね。
 <<しゅだい>>非常にうまく総合化されています。手助けをするタイミングを考える、ということも大切かもしれません。私は、子どもに手助けしすぎかなあ・・・(^_^;)

 ▲ ・・・その人にとって大きな天下となって・・・→ 変化? 転機?

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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