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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   人間関係と社会変化   アトム

この文章には、人間関係について自由なものと、決められることが出来ない関係について、現代の社会と関連付け書かれている。
人間は、他の人間と自由にかかわることが出来る。友人、恋人などというものは、自分で自由に関係を築くことが出来る。しかし、それとは例外なのが、血縁の関係いわゆる親子関係である。しかし、これはどうやっても自分で決めることができず、自由ではない。
しかし、このことが今、親子関係という中で問題となってきている。急激な社会変化によって親と子のお互いの過去の経験が組み合わず、経験が異質化してしまった。そこで、親子の間に深い溝が出来てしまってきている。安定した関係が崩れかけ、一種の緊張感が生まれてきている。(要約)(一般化の主題)
だから僕は社会の変動を受け入れ、しっかりとした親子関係を築いていくべきだと思う。
 一つ目の理由は、新しいものを取り入れなければ、常に進化し続ける時代に取り残されてしまうからだ。今、日本では、ネットサーフィンが当たり前になってきている。ネットサーフィンは、様々な情報を取得するための圧倒的な手段であり、毎日何千、何万という情報が発信されている。しかしそれには、パソコンを使いこなす手が必要である。
僕の母は、パソコンやケータイなどの電子機器が全く操作できない、いわゆる機会オンチで、情報は新聞や本から得ていたのだが、僕がパソコンを使うようになってきてからは、パソコンに情報をゆだねるようになった。やはり、新しい社会の変化を取り入れれば、より良い情報を得られる良いこともある。(複数の理由1)(体験実例)(ユーモア表現)
 二つ目の理由は、いくら社会の変化が起こっているからといって、昔のものが破壊されていっているわけではない。破壊されているのは、今の人間社会に全く必要のなくなってしまったのであって、現代社会に役立つようなものは、しっかりと自然に残っていく。
風呂敷なんかは今、見直されてきている。風呂敷は、かなり昔の正倉院の中からも見つかっており、長い間残っている。残っているということは、役に立つということである。
風呂敷は、ただの一枚の布なのだが、衣服や箱、ビンなども包むことができ、その結び方も用途に応じて様々なものがある。現代の社会ではそれが環境問題という点から考えられている。物を包む時にビニールの袋で包むと、石油の無駄遣いだし、ごみの処理によって、地球が汚染されてしまっている。昔の知恵が今でも生きているのである。(複数の理由2)
 確かに、昔のように、親と子の過去を統一させ、お互いに教えあい伝えるということは、親子との間でのコミュニケーションとなり、大切なことだが、脱皮できない蛇は滅びるというように、新しい社会の波に乗り、その時代の良いところを積極的に取り入れ、またその経験をたとえ話が合わなくても、昔の良かったところは、どこかしら現代にも残っているし、現在の社会と照らし合わせて、しっかりとした新しい親子関係を築いてゆくべきだ。(反対意見への理解)(名言の引用)
 だから僕は新しい時代の変化に負けず、親子関係を適用させるべきだと思う。(一般化の主題)

   講評   sarada

「僕は社会の変動を受け入れ、しっかりとした親子関係を築いていくべきだと思う。」 と【是非の主題】をしっかりとあらわしました。二つの理由にそって、【体験実例】を書き、自分の考えもプラスしていきました。時代の変化は避けられないものです。親子関係もその時代によって変化するのは自然かもしれませんね?! 二つ目の理由は、「よいものは残っていくからだ。」 としたほうが伝わりやすいかな! 「風呂敷」 を例に挙げたのは、とてもいいね。スーパーの袋などの現代の環境問題に合った例が挙げられました。
四段落では、【名言】の解釈を自分なりにしていますね。少し文が長くなっているので、適当に切りましょう。結びの自分の意見をもう一度はっきり書くことができました。

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