対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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一生の宝 ファラオ
「わあーありがと!」
と私はさけんだ。
私は今年で十二才になる。去年は八人くらいで、誕生日会をひらいた。今年はみんなじゅけんでいそがしく、なかなか、呼べなくて、けっきょく今年はやらないことにした。
去年は、私の大の仲良しがいっぱい来た。誕生日会の前日よりもっと前くらいから、
「何がほしい?」
とか
「何のキャラが好き?」
とみんな熱心にきいてくる。そのころは、まだ好きなキャラはなかったけど、てきとうに
「ドナルド!」
と言ったら、
「O.K」
と返事が返ってきた。でもその時から、ドナルドが大——好きになった。
みんなのプレゼントの中で、「クリアファイル」が一番多かった。一人の友達は、全部ドナルドにしてくれたし、キーホルダもドナルドで持ってきてくれた。今では、それを愛用している。そのプレゼントは、今でも忘れられない。
そして、去年の母からのプレゼントは、「リュック」だった。そのころ、遠足や、旅行のためのいいリュックがなくで、いつもバカでかいリュックで重いし、じゃまだし、と歩くたびに感じていた。それも母が、
「かわいそうだから、誕生日のプレゼントでデパートでリュック買おっかー」
と言ってくれたので、
「うん!」
と笑いかけた。
そして、あざみのの、「イトーヨーカドー」のバック売り場に行ったら、とてもカワイイあるいはカッコイイバックがずらりとならんでいた。
「わーわードレにしよー」
と、笑いながらまよった。
「あ…。ゆき、これにしない?」
それは、黒の上に青い線が入った。「PIKO」というブランドのバックだ。
「ねーえっちゃん、二つの色があるよ」
たしかに、明るい色と暗い色。
「おそろいダメ?」
「えー。ま、いっか!」
妹が賛成してくれたので、
「じゃーこの暗い色で決定。」
そのバック、少したかかったけど、メッシュの部分があって、かたがいたくならないし、軽い。だから、二泊くらいの旅行の物なら、かん単にはいってしまう。だから、いまでも大切にしている。
さて、ずっと前の話をしてきたが、今年はまったく話していなかった。今年のプレゼントは…バックよりも、高いねだんがする物。「自転車」だ。六年になって、急に体がずしずし大きくなり、足も体も大きくなってきて二十二インチのチャリンコではまにあわなくなってきた。だから、
「誕生日に買おっかー」
と母がつぶやいたから、私は、近くの「三和」に行った。
「二十四インチ、二十四インチ」
とブツブツ唱えながら、歩いたが、二十四インチはあるけど、みんなださかった。
「町田にいっぱいチャリ売ってるよ。」
と言ってたから、今度買いに行く。けっこう楽しみだ。
プレゼントは人にとって、人生のうちの宝の一つという事だ。
私は、今までプレゼントをもらってきたがどれも、なんとなくその人のにおいがするような気がする。それを大切に使っていくのが、もらった人の役目だ。プレゼントはまるで、自分のお宝みたいだ。
講評 hota
年をとってくると、だんだんお誕生日はうれしくなくなりますが(笑)、プレゼントというのはいくつになってもうれしいものです。ファラオさん達は、まだまだこれから、何度も誕生日を迎え、プレゼントもいっぱいもらうと思います。いつも、この感謝の気持ちをわすれないでいたいね。
★今月も、毎回1200字以上でしたね。たくさん、よく書けました。最近、清書の森リンでの点数がいつも80点を超え、とてもいい点数がついていますね。使われている言葉のレベルが上がってきていること、文章がじょうずになってきていることがわかります。がんばっているね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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