対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自分の力と人の助け ナポレオン
ユージーンは、街の中に障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。そして、障害者と自然に向き合う街だった。イギリスの児童文学作家、ローズマリー・サトクリフが彼女の自伝の中で、傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する。」、それを彼女は「傷つけられる権利」と呼んでいる。このサトクリフの言葉に、私は、障害者はずっと同じ一つのことを主張してきたのだと思った。障害をひとつの属性としてもつ人間を、人間としてまっすぐ見ると。彼女の言う権利を「経験を積み重ねてゆく自由を持つ権利」と呼ぶ。
僕は、障害を持つ人を助けるべきだと思う。もし、自分が目の不自由な人だとしたら、家の中だったら物の配置が分かっているから生活はあまり難しくない。しかし、家から外に出たら、どこに何が置いてあるのか分からず、不安になると思う。だから、誰かそばで助けてくれる人がいるのは良いと思う。(複数の意見)
しかし、障害を持つ人達が自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だと思う。「五体不満足」の著者、乙武さんは障害を持ちながらも、生活が難しくても、先生をしたりなど、明るく前向きに生きている。そういう自らの力でやり遂げようとする意思は、尊重するべきものではないかと僕は思う。
確かに、障害者を助けることも、自らやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。
しかし、「私たちの人生は私たちが費やしただけの価値がある。」という名言があるように、障害者の人達が経験するであろう様々な困難に向かっていくことも良い。もちろん、困っている人に手を差し伸べるのもよい。だが、障害者も含めて皆が対等の立場であることを認識することが一番大切だと思う。(総合化の主題)
講評 onopi
要約、総合化の主題をさらによくすることができました。よくできました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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