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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   成長は色々な物を変える!!   アフロ軍曹

青虫などの幼虫は葉をものすごい勢いで食べる。しかし、変態して蝶になると葉は食べず、蜜だけ吸って生きている。もし蝶が幼虫のときのような勢いで葉を食べていたら、体が重くなってあまり飛べないだろう。虫はそういうことまでも考えて食べるものや量を調節している。
私はこの話を読んで、成長につれて食べる量も違ってくることが面白いなと思った。
アオムシは葉をえさにしてまるで掃除機のように食べ始める。しかし、変態して蝶になると葉を食べなくなる。もし蝶になっても葉を食べるのなら、その蝶は体が重くてあまり飛べないと思う。私は「はらぺこあおむし」というお話を知っている。主人公の青虫は卵からかえるとたくさんの食べ物を食べていき、しばらくするとその青虫が綺麗な蝶になる話だ。そんなに食べる青虫は見たことは無いが、食べる勢いが早い、蚕なら見たことがある。学校で三年生のとき、理科の授業で蚕を育てていたことがある。ゼリーカップの中の蚕の卵を見て
「蚕ってどんなのだろう?かわいいのかな」
と思った。数日後、私の蚕が卵からかえった。予想通り幼虫はとてもかわいかった。しかし幼虫はえさを与えると<<表現・たとえ>>まるで魔法にかかったかのように夢中で食べ始めた。三日ぐらいすると体の色もはっきり付いてきた。そうすると幼虫は今までより食べ方も凄くなってきた。えさを与えると、お腹一杯になるまで食べ続けてほかの事をしないのだ。私はなぜ蚕の幼虫は勢いよく食べれるのかなと疑問に思った。
生き物は成長するにつれて食べる量が違ってくる。それと同じように考え方も違ってくる。私は三年生のときその当時はやっていたカードゲームが好きだった。寝るときも勉強するときもそのカードゲームのことを考えていた。また、そのカードゲーム機があると私は母に
「あのゲームやらせて。」
といってやらせてもらっていた。それを繰り返し、だいぶカードが集まってきて私はそのゲームのオタクみたいになった。しかし、それから一年ぐらいたってから私はそのカードゲーム機があってもやりたいと思わない日が多くなった。逆に母が
「ゲームやらないの。」
と聞いて
「あ、そうだね。」
といってやるようになった。生き物は成長によって考え方も違ってくるのだな、と私はこの話を読んで思った。
私は成長によって食べる量が違うのは身体の大きさだけに関わっているのだと思っていたが、成長にも関わっているのだと知り、驚いた。私はこの話を読んで、成長や時期によって生き物の食べる量が違うことが分かった。

   講評   kiri

 

 こんにちは。虫がすきな人にとっては、読むのが楽しい話だったかもしれないけど、アフロちゃんは虫は嫌いなんだったよね!?

<構成> 要約は自分のことばでがんばりました。何回か長文を読んだあとで、大事なところに線を引っ張っておくと、要約がしやすくなるね。
<題材> 蚕を育てた時のことを思い出して書くことができました。「はらぺこあおむし」を例にあげたのがよかったよ。そうだね。はらぺこあおむしは、すごい御馳走を、いきおいよく食べたあと、とってもきれいな蝶に変身するのだったね。成長するにつれて変わるのは、食べ物だけでなく、考え方も同じだね。アフロちゃんが好きだったカードゲームは、成長して、もう好きではなくなってしまったのだね。ラブべりというカードだったのではなかったかな? 作文にも登場したことがあったね。
<表現> 蚕の幼虫の食欲はすごかったね。「まるで魔法にかかったよう」な食べっぷりだったのだね。すごい勢いだというのがよくわかりました。
<主題> 生き物は上手に生きるために食べ物を工夫しているのだね。それは昆虫や人間だけではなく、どの生き物も同じなのだろうね。夏休みなので、ほかの生き物のしくみを調べるのも楽しいかもしれないね。

                      

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