対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
恥の基準と初期の感想 ペンネーム
日本人の海外旅行者は「日本」をもって動き回る。また、そのことを批判するアメリカ人だって、自らが外国旅行に出かけるときには、アメリカ文化の皮膜を身のまわりに張りめぐらしているではないか。アメリカから日本への観光客に、日本の家庭を訪ねてみませんか、とさそってみたら、どういう結果になるだろうか。わたしの観測では、多くのアメリカ人は身をのり出して、どんなふうにこの人たちは暮らしているのだろうそういう好奇心が芽生えるのである。<<要約>>
ぼくの兄が、前、学校でニュージーランドまで行って帰ってきたとき、「日本食(和食)が食べたい」といっていた。日本人は日本の習慣から飛び出して新しい、革新的なことをあまりやりたくない。一人で革新的になるなら昔ながらのことを一人で保守的になるほうが大切だと思っているのだろう。また。一人で保守的になるなら昔ながらのことをみんなで革新的になるほうが大切だと思っているのだろう。もしも、僕が兄のように、ニュージーランドへ行ったら僕は現地の雰囲気であわせ、また日本に戻って、うどんならかんやら食べるだろう。うどんは一般の人より3倍以上食べる自信があるから・・・。(笑)
僕のクラスは非常に、革新的なクラスで、とても変なことをやっている。エイサーやインスタレーションなど・・・。まあ、とにかく、変な事だ。僕のクラスの推進力は、だれかのひとことだ。人間は長い時間考えれば考えるほど理想的な意見じゃなくなる。人のほとんどは初期の感想(以下初感)だけで物事を判断するラーメンにしたって、ゲームソフトにしたってほとんどの人が初感で判断する。お金が無かったり、好奇心がありすぎる人以外は。だから、日本人は、あまり物事を深く考えなかったりする。しかし、よく考えて見れば、この文化には接してみたい、と思ったりするだろう。しかし、初感でも、プラス思考になれば、それはいい意見であると僕は思う。
人間にとって、習慣とは人々を安心させる、一種の常識であると思う。また、習慣というのは、身ぶりそぶりを滑らかにして、人に自信を与えるものだと思う。なぜなら、習慣を身に付けることによって周りの人と会話、接しやすくなり、また、恥の基準が分かるからだ。
講評 nane
よくわからないペンネーム(笑)。
第一段落は、要約なのか、自分の意見なのか、ちょっとわかりにくいか。
お兄さんのニュージーランドホームステイの例はよかったね。ペンネーム君も、そのうちそういう体験ができる。日本の文化は歴史が長いから、よけい日本人はカプセルを必要とするのかもしれない。
第二段落の結びに、冒頭の主題に戻るひとことを入れておくといいよ。
▲作文は、文章的に書いていこう。アメリカ人だって→アメリカ人も。…→文のかたちで結ぼう。意見じゃなくなる→意見ではなくなる。
つまり、少し格好よく書いた方が、いい文章を書く力がつく。これまでに読んだ長文のリズムを思い出して書こう。
結びの一般化はよく考えた。習慣にもプラスの面があるということだね。こういうところを読むと、考える力があることがわかる。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |