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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   草花の名前   天才剣士

 このところ日本では花木や草花の名称が外来語に置き換えられている事が多い。旧来の日本の花の名は美しく風雅なものがほとんどであるのに、例えば四季咲きはセンペルフロレンス、胡蝶蘭はファレノリプシスといった具合に、年ごとに言い換えの数が増えていく。このような行き過ぎた外来語の流行は日本の美しい言葉を消していってしまうことにもつながると思う。
 日本の良い言葉を残すためにもまず、身近にある自然を楽しむことが大切だ。例えば、九月の事を長月と呼んだりするが、これは「秋の夜長」などにも言われるとおり、秋の夜は長いということを言った言葉である。このように単純に番号で示した「九月」という言葉よりも風流な言葉だ。
 また、学校教育の中でももっと日本の国の良さを勉強する機会があればよいと思う。例えば、学校の授業の一環として生け花や園芸をすることが出来れば日本のよさを体験する良い機会になると思う。
 確かに、新しい事を吸収することは大切だ。しかし、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」という名言があるように日本のよさを残すことも大切だ。


   講評   siro

 天才剣士くん、こんにちは。感想文、がんばりましたね。日本のよさを実感するにはどうすればよいのか、というテーマで書けました。日本を語るときに欠かせないこととして、日本と自然と教育について具体例をあげることができました。「長月」の例は非常によいですね。九月という方が分かりやすくてよいですが、長月という言葉を用いることで、その言葉の成り立ちを考えるようになりますね。
 一方、日本の教育については、生け花や園芸を授業の一環として取り入れるとはよい提案ですね。もちろん生け花や園芸を趣味としてやる人はたくさんいますが、それを学校で学べば、日本の文化と意識して取り組むことができるかもしれませんね。
 大変よくできました。


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