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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   助け合うこと・自立すること   光龍

日本の生活意識において、一般の人々における市民意識の堅固さは、一部の人たちに概念的にうけとられているほかは、いまなお全く欠けているのである。これをどういう方向へもっていけばいいかということになれば、方法や手順においては、種々の考え方があろうが、到達点としては、すべてが強い対等の人格となることが目標だ。
個人個人が自立することは大切だ。なぜなら、個人個人が自立することによって、強い人間が生まれるからだ。強い人間はこれからの、国際社会に欠かせない存在になってくる。例えば、ヨーロッパの子供が小さい時から、マナーがちゃんと守れる、という話はよく聞いたりする。しかし、日本ではファミリーレストランなんかで、平気でゲームをしているのを、放っておく大人をたまに見かける。あれはどうかと思う。レストランは、食べるところであって、ゲームをするところではない。これが、個人個人が自立した結果だ。
しかし、お互いに助け合うことも大切だ。自分の意見ばっかり考えていたりすると、人から反感を買うだろう。京都議定書で、日本が二酸化炭素を削減しようと提案しても、アメリカだけは、そんなことをしては経済の発展につながらないとかの理由で、離脱している。そういえば、運動会の参加種目を決めることがあったのだが、足が速いというより遅い子が、リレーに出ると言い張っていた。他のクラスは、早い人ばっかりなのにだ。自分が良ければ、クラスのことはどうでもいいのだろうか?全体のことも考えなければならない。
確かにヨーロッパの伝統にも、日本の伝統にも、強い人間が出来る、みんなの事を考えられるなどという、それぞれ良さがある。しかし、「私たちの幸福が、ほかの人々の不幸に支えられているのであってはならない。」という名言があるように、一番大切なのは、個々の意見に流されるのではなくて、個々の意見を取り入れることが大切なのだ。

   講評   tama

 ものごとを大きくとらえ、いろんな側面から考えることができるようになりましたね。説得力があるのは、光龍くんに豊富な体験や知識があるからだと思います。さらに経験を積み、多くの知識を吸収して、文章に生かしてください。これからも期待していますよ!!


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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