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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   落とし穴同好会   ロビン

「ボスッ。」
にぶい音がした。僕たちが作った落とし穴に僕がはまった。僕が最近はまっている遊びは砂場で落とし穴を作ることだ。いつも中休みになると砂場に行き、落とし穴を作っている。その目的は自分たちではまることだ。(書き出しの工夫)
僕たち八人は中休みと昼休みを使って、校庭にある小さな砂場で落とし穴を作っている。最初は僕を合わせて四人でやっていた。しかしその時は
「最近ドッジボール飽きてきたな。なにするよ。」
とやることがなかったので、とりあえず鉄棒に向かった。そこでしばらく適当に遊んでいたら、砂場に大きな穴があったので、みんなで行ってみたのだ。するとそこには誰かが掘ったような穴があり、そこをどんどん掘ってみた。しかし僕たちはその時、落とし穴を作り始めたのではなく、どろだんごを作っていった。だがすぐに飽きてきたので、数日後、落とし穴を作り始めた。類は友を呼んで穴ほり同好会ができた。(ことわざ)まず、ちょっと掘ったら、水をあふれるくらい入れ、やわらかくしてから掘る。これを繰り返していけば、十分くらいで一メートルくらいほれる。まだ始めたばかりの頃はあまりほらなかったのだ。落とし穴はまず分からないように隠す必要がある。そのためには木の枝を拾って穴の上にのせる。二十本くらいのせたら、今度は落ち葉をかぶせる。木の枝が隠れるくらいだ。しかし一つの所だけ落ち葉が集まっていると、変なので軽く土をのせたら完成だ。完成したら自分たちではまるのだが、これだけ頑張ったものをこわすのも、もったいない。そこで肩を組んでみんな一斉に入る。しかし必ず遅れる人が出てくる。まるでオリンピックの百メートル走の選手対子どもが対決して、一人だけだんとつビリのようだ。(たとえ)しかし最近は人数が増え、八人になったのでさすがに一緒には入れないと思い、一人一人違う落とし穴を作っている。(体験実例) 
母に聞いた話だが、僕は小さい頃も砂遊びが好きだったといっていた。公園に行き砂場でトンネルを掘ったり、山を作ったりしていたらしい。その時はまだ、落とし穴は作っていなかったらしい。母も子どものころ、落し穴をつくっていたようだが、そのやり方はこっていて、穴をほったらビニールシートをかぶせ、その上に土をかぶせるやり方だ。僕たちとはやり方が少しちがうようだ。(聞いた話)
昔も今も子どもが落とし穴を作るという遊びは、変わらないみたいだと分かった。(分かったこと)そして今日もまた
「ボスッ。」
と僕たちが作った落とし穴にはまった。(書き出しの結び)


                 
                                      


   講評   mae

 新しい項目が加わってからの今回の作文♪まず、題名を工夫して書くことができました(^o^)。「落とし穴同好会」…、ひょえ〜、そんなおもしろい同好会があったら先生も入りたいではないか…。書き出しの結びもバッチリでしたね。書き出しの工夫に加えて、結びを書き出しのキーワードに合わせて終わると作文がグッとレベルアップしますね。上手ですよ。
 落とし穴の作りかたもしっかり説明できていました。そのあと、お母さんが落とし穴を作った経験を書けたこともよかったですよ(^o^)/。昔と今で作り方がびみょうにちがいますね。お母さんの落とし穴の工夫を応用すれば最強の落とし穴ができそう(笑)。
■構成(書き出しの結び) 前後を少し入れ替えましょう。
そして今日もまた
「ボスッ。」
と僕たちが作った落とし穴にはまった。

「ボスッ」
今日もまた僕は僕たちが作った落とし穴にはまった。
■表現(ことわざの引用) 「類は友を呼ぶ」いいことわざを見つけましたね。ことわざの引用、バッチリです♪

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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