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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   知   ヤマト

情報や知識よりも知恵が大切だ。知恵があるかないかは、自分頭で考えているかいないかの違いだ。ファーストフードの定員のマニュアル化した応対なども笑い話とは言えない。今の教育でも、知恵を育てるようなゆとりが必要だと思う。
知識に支えられた知恵こそが大切だと思う。何故なら、知識というものは、外から取り入れたものを、自分の経験によって、作られるからである。例として、僕は、いつも中学校に行くために、自転車を使っている。(僕の中学校では、自転車通学が認められている)一様、進学校なので、本厚木や神奈川などからも来る。それで僕は、自転車を使っているので、わりとちかいほうだった。(自転車を使っている人の中では三十分と、一番遠いかった)それでもクラスのみんなに、
「お前は家が近くていいな〜」
と言われるばかりだった。しかし、僕の場合、近いと言うことで気が緩みいつも遅刻しそうになってしまうのだ。そのため、スピードを出していこうとするのだが、限度がある。だからどうしようと考えたとき、てこの定理を思い出した。そしてどうすれば、てこの定理をうまく活用できるか。と考えたときふとひらめいた。それはハンドルを握る部分を遠ざけたのだ。そうすると、スピードが出たのだが、あまりにも危険だった。それなのでほかの事をいろいろやってみた。そしてバイクのハンドルを、エンジンを出すかのようにひねることで手に力が入り、足にも力が入ることが分かった。このように知識に支えられた知恵こそが大切だと思った。(体験実例)
 確かに基礎になる知識や情報も大切だが、(構成)知識や情報はそこらじゅうに溢れていて、中には、知識や情報の中に他人の考えも入っていて、知らず知らずのうちに、純粋な知識や情報と間違えてしまうのである。そのため世間が間違ったことを当たり前にしてしまうことがよくあるからである。例として、フィギアスケートの中で金メダルを獲得した荒川静香さん。荒川静香さんのことで、有名なことと言えば、イナバウアーであろう。ところで皆さんにイナバウアーとは、何だろうと聞いたら、たぶん
「体を反らしながらスケートを滑ること。」
と言う答えが返ってきそうである。しかし、フィギアスケート界では
「足を交差させ滑ること。」
ということなのである。このように情報や知識よりも知恵が大切なのである。
知識と知恵を二つの手段と考えれば、大事なのは手段ではなく目的である。
「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」
というように、まず何のためにやっているのかという目的をはっきりさせることが最も大切なのである。

   講評   onopi

 第一段落の要約は課題フォルダやヒントの池の要約部分をそのまま抜き出すのではなく、自分なりに考えるようにしたほうが力がつくと思います。第二段落で知識に支えられた知恵こそが大切だという一つ目の意見を書くことができました。知識というのが外から取り入れる情報であり、その情報に自分の経験を加味して作られるのが知恵ということでしたね。単純なミスだと思いますが、そこのところはっきりしましょう。体験実例はいいと思います。第三段落のもう一つの意見は知識は時として誤った情報として流れてしまう、だから知恵が大切だということでしょうか?そうなると第二段落同様、知恵が大切だということになります。社会実例自体はいいですが、第四段落の意見の総合化にもっていくのは大変だと思いました。
    

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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