対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日0 今日575 合計575
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   便利すぎると・・・。   いすも

携帯、パソコン、車…。このようなものは毎日見ることが出来る。とっても便利だ。これらを使うと簡単だし、時間も短縮できる。だが、私は世の中便利すぎたり、科学に頼りすぎたりすることは良くないと思う。
 科学に頼りすぎるのが良くないと思う一つ目の理由は、だらしがなくなってしまうからだ。手紙を送ろうと思っても、コンピューターでイーメールが簡単に送れてしまうし、時間も手紙よりかなり短縮できる。言葉を国語辞典で調べようと思っても、電子辞典で調べればすぐ終わる。電子機能で簡単にやるべきことを終わらせる事が出来るのだ。だが、本当に電子機能に頼っていいのだろうか。イーメールで手紙を送るよりも、自分の字で書いたほうが思いも伝わるだろうし、一生残すことが出来る。受け取った方も喜びは大きいだろう。言葉を電子辞書で調べたって、本当に頭に残るのだろうか。私はカナダに住んでいて、毎週土曜日に補習授業校へ通っているが、熟語を調べる宿題がしばしば出る。私は自分の電子辞書を使って出てきた意味をいつもそのまま書くが、補習校に行って先生から熟語の意味を聞かれると、いつも頭に入っていない。昔、私がまだ小学生のころはちゃんとした国語辞典で調べていて、頭の中にちゃんと入っていたのに…。手間隙かけた分、頭に残るのだろうか。だから、いくら電子辞書や電子機能を使っても、時間は短縮できるが、本当に自分の為になっているのだろうか、と気になってしまう。私の母も手紙からイーメールになったことで、文字を書く習慣が減り、漢字がかなり書けなくなってしまったそうだ。要するに、今の人々は電子機能に頼りすぎてだらしがなくなってきているのだ。時間をかけて、ゆっくり、電子機能に頼らなく物事に取り組んだ方が、相手にちゃんと自分の気持ちを伝えられる事が出来るし、それにほとんどの事が自分のためになる。それを今の人々は知らないのだ。
 また、科学によって地球が温暖化している。車、クーラー、大量のゴミなど。こういった身の回りにあるものがどんどんと二酸化炭素を作り上げ、地球を温暖化させているのだ。それにこれらの製品を作るときも、工場の煙などで二酸化炭素が発生する。人々が便利に生活したいためには、私たちがそもそも住んでいる地球を犠牲にしなければいけないのだ。データによると、地球は毎年0.5度くらいずつ平均気温が上がっているのだ。二年だと一度上がる事になる。二年で一度ぐらいなんかどんな事もない、と思う人もいるかもしれないが、後二十年もしたら、地球の温度は今よりも十度多く上がる事になる。夏になったら、人々は外に出られないほど熱くなっているかもしれない。確かに車、クーラーなどは毎日使わないと生きることが出来ない人もいる。だが、いくら自分らは便利でも地球は温暖化という大きな問題に巻き込まれている。それも全部科学の発展、つまり人間のせいということをわかって欲しいのだ。便利な生活によって、この美しい地球が破壊されている、ということを…。
 確かに、車、クーラー、パソコン、洗濯機などは便利だ。車があるとどこでも行けてしまうし、クーラーで暑い日は涼む事が出来る。パソコンはイーメールとか調べ者が簡単に出来てしまうし、洗濯機は主婦には欠かせないと思う。特にパソコンなどは便利な上、楽しいし、友達とチャットなんかも出来てしまう。だが、コンピューターを使っても何も教わらないし、車に乗っても二酸化炭素は毎回出る。科学に頼りすぎて人間は、地球を破壊し、だらしない生活を送ることになっているのだ。「読書は人間を豊かにし、討議は人間を役立つようにし、文書を書くことは人間を正確にする」、という名言があるように、便利すぎる生活を送ってしまうと、読書も、討議も、文書も余りしなくなる。読書の変わりにコンピューターで遊べるし、文書もイーメールで文書を打ち、スペースバーを押せば、殆どの場合考えていた漢字や言葉が出てきてくれる。とにかく、私は便利すぎる生活に反対である。このままではこの先、人間はどんどん怠け者になってしまうであろう。昔のようなスローライフは不便だが人間にも地球にも優しい生活だったのではないだろうか。これ以上、私たちの住んでいる地球を壊したくないと切に願う。

   講評   ogi

 今月も良い作文をたくさん書いて、良い清書になりましたね。
 急に冷え込んできたから風邪をひかないようにね!

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)