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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   頑張れよ   髑髏

 御祖母ちゃんの家に行くのに、新幹線を利用する。いつものぞみ号の普通車を利用しているが、そのことについてお話する。
第一に新幹線の短所について探ってみる。その1に景色が変わらない事が挙げられる
。一般の電車だと、景色がはっきりと見える位の速度で走っているが、新幹線だとビュンビュン飛ばしているから、景色が進む方向に引き伸ばされていく感じがする。まるでムンクの叫びの顔の部分のようだ。だからペラペラ漫画の同じ部分を何回もめくっているように景色がつまらないのだ。その2に空気が悪いことだ。時たまその運の悪い新幹線に当たることがある。その新幹線に乗ると、空気の臭さが目に見えて分かる。新幹線が走っている時、あまりの空気の悪さに四苦八苦して下車駅に着いたら、思いっきり深呼吸をしたくなる。
第二に長所を挙げてみる。その1に、車内販売でじゃかりこやバニラアイスクリームが美味しいことだ。こうしたおつまみがつまらない新幹線の旅になにかと便利なのだ。その2にスピード速いことだ。年月に喩えるとしたら、光陰矢のごとしだろう。
1964年、東京オリンピックがあった年に「こだま」「ひかり」が共にデビューしたらしい。「ひかり」の名称は公募で決まり、1位は20,000票の「ひかり」、2位は「はやぶさ」、3位は「いなずま」だったらしい。そして、「ひかり」は超特急「こだま」は特急になったのだ。その後1992年3月14日、「のぞみ」が開通した。私は新幹線家系図はずいぶん複雑だなと思った。昔の新幹線の頭はこんもりしていて頭蓋骨みたいだったが、今の新幹線はずいぶんぺっちゃりしているなと思った。まるで高層ビルが地震で崩れたようだ。
話は一転するが、私は新幹線に乗っている間ルービックキューブをしている。まだ一面しか出来ていないが。
新幹線から降りて新幹線を見送るとき、ふと思う。次世代新幹線がきて「のぞみ」はいつか消えるのではないか。でもその時はその時。頑張れよ、「のぞみ」。

   講評   inoko

 髑髏さん、こんにちは。
「こだま」と「ひかり」 なつかしいなあ。はじめて新幹線に乗ったとき、本当に景色が飛ぶようで、びっくりしたことを覚えています。最初は東海道だけだった新幹線も、今では日本のあちこちを走るようになりました。新幹線のスピードも、もう今ではあまりめずらしいものではなくなってしまいましたね。今は、時代の流れもとても速い。それは、もしかしたら新幹線が登場してからのことかもしれませんね。そんな時代だからこそ逆に、のんびり景色をながめながらの列車の旅がすてきに思えてしまいますね。
☆ 新幹線の歴史を調べたのですね。調べたことを取り入れるというのもいいですね。それについて思ったこともおもしろい。新幹線家系図という言葉もなかなかですよ。さて、「のぞみ」の次の新幹線は、どんな名前になるのでしょう?


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