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小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   古典と流行もの   もりゆ

 古典とは決して「古いもの」という意味ではなく、永遠に新しいもののことをいう。また、最も人間的なものを、その時代の具体的な素材を用いて抽象の中に表現し得ているものである。古典に現代の生活では日常的でない素材が用いてあると、不思議なことなのだが、抽象の骨組みがかえってはっきりと見えてくることがある。
 昔のものが長い間人々に愛され続けてきたのは、それだけの魅力があるからである。私は小さいころからディズニーの「リトル・マーメイド」という映画が大好きであった。最近はあまり見ることもなくなったが、たまに見てみると今でも面白く感じる。そして、今でも多くの人から「リトル・マーメイド」は愛され続けている。やはりそれだけの魅力がこの映画の中にあるのだと思う。この映画だけでなく、ディズニー映画は、どの年代の人が見ても面白いと思えるような作品が数え切れないほどある。私はディズニー映画というのは「古典の宝庫」のようなものではないかと思う。
 一方、最近の流行のものも多くの人の気持ちを引きつける。例えば、「ハリー・ポッター」の本は大ヒットを記録し、さらに映画も作られその映画も大ヒットしている。私は、この作品は将来、古典となって永遠に世界中の人達に読まれるだろうと思った。このような最近の作品には、昔の作品の中にはない魅力的な部分がたくさんある。昔の作品ばかりに目を向けるのではなく、最近の作品の中にも魅力的な部分を見つけていくことも大切だと思う。
 古典にも流行のものにもそれぞれの良さがある。古典か流行のもの、どちらかに目をむけるのではなく、その両方からそれぞれの良いところを見つけ出し自分のものにしていくことが一番大切なことではないかと思う。昔見た映画や、読んだ本を今もう一度見直してみると、昔見た時には気づかなかった新たな魅力が感じられるかもしれない。最近のものと昔のもの、両方の魅力的なところをこれからもたくさん見つけていきたいと思う。

   講評   hamura

 要約は最初の(3週の)長さでも長すぎないのでよいです。
 電話でも言いましたが、12月は要約の練習をしましょう。


 教室から連絡があると思いますが、1月2月は休会扱いができますので、受験に向けて集中してくださいね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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