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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   なまずの寿命   なまず

 科学的態度などというと、大変難しいことのように思いがちである。しかし、日常生活におけるちょっとした心がけ次第でこの態度を身につけることができるものである。自然界に実際あるもの、実際起こっている現像は決して単純に判断できるものではない。習慣や常識にとらわれていたのでは正しくものを見ることはできない。科学的態度とは、疑問を実験や調査によって解決しようとする態度である。
 僕にも似た話がある。たとえば、僕の家にはなまずがいる。そして、そのなまずはとても大きい。でも、はじめから大きかったのではない。なまずを捕まえたときは小さかったのだが、飼っているうちにだんだん大きくなったのだ。
「なまずって寿命が短いんだよ。」
そんな話を何回か聞いたことがある。でもそれは、うその話だった。生き物だから飼い方によって長生きするかしないか決まるものだけど、僕の家のなまずは、もう三年間も生きている。人間と比べると短いと思うけど、人の腕の長さぐらいまでしか成長しない生き物にとっては長いだろう。それにしても、寿命が短いといったのは何でだろう。なまずにそんなイメージがあるのだろうか。百聞は一見にしかず。人のうわさだけではなく、実際に確かめることが大切である。
 僕には調べてみたいことがたくさんある。石は表面を削るとツルツルになってきれいになるという話を聞いたことがある。本当にきれいになるのかなと思った。だって、石というものはもともと地面に転がっていて、周りから見ても汚いものだ。誰だってそう思うだろう。それから、サメ類は全て凶暴だから撮影しにくいという話も聞いたことがある。でも、実際ジンベイザメというサメの中でも大きいとよばれるサメはおとなしいらしい。
 僕は、科学的態度はとても大切だと思うけど、必ずしも科学的態度をとらなくてはいけないということではないと思う。人の意見と自分が見たことをまとめることが大切だと思う。でなければ、自分が見たものが偶然だったりするかもしれないからだ。僕は、科学的態度はとても大切ということが分かった。


   講評   kaki

12月に入って、ぐっと寒くなってきました。先生のようにインフルエンザにならないようにね!


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