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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   死を意識して生きる   ターくん

私たちは毎日食事をしている。その中には牛肉や鶏肉、魚などつい数日前まで元気に生きていたものがいるので、そのような所を通して死を意識して生きることは大切だとぼくは思う。
 その理由は第一に本当の人間らしい生活とはいずれ死が来ることを深く自覚し、充実した日々を送るというような生き方だ。しかし、現代の便利な生活の中では死と直面することはほとんどない。食卓に並ぶハンバーグにしてもフライドチキンにしても、そこに牛や鶏の生と死を見る事は容易ではない。このような生活の中では自分の生もまた死と隣り合わせにあるのだという自覚を持つことは困難だ。ぼくは死を最も実感できるのは『葬式』や『通夜』だと思うのだ。なぜかというと葬式は死者を葬る儀式という意味だ。こういう美式を通して、死について考えられると思うのだ。ぼくの友達には母も父も病気で死んでしまった、友達М君がいる。その子は人の死を二回も体験しているので、死という言葉にとてもびんかんだ。もしもだれかが友達に
「お前なんか死ね。」
という言葉を使っていたらМ君は
「そんな簡単に『死ね』とか言う言葉を使うなよ。」
と注意するのだ。М君は今思えば死をすごく意識して生きているのだなと思った。
 その理由は第二に死のような締め切りを自覚しないと計画性のない人生を送ってしまうからだ。例えば、平均寿命の国際比較(イミダス)のデータを見てみると、日本は男性七十七歳、女性八十四歳でいずれも、世界のトップである。そして、このような寿命があるということが分かると、それに合わせて老後の計画なども立てられる。例えば男性なら寿命は七十七歳ぐらいまでなのか、そしたらそれまでに、あそことあとあそこも行きたいな、などと思いながら計画することも出来るのだ。ぼくなら七十七歳までに最低五回は旅に出たいなと思う。あと必ず結婚して、新婚旅行は上野〜札幌まで『カシオペア』の一号一番展望タイプに乗り帰りは札幌〜大阪まで『トワイライトエクスプレス』の同じく一号一番展望タイプに乗りたいと思っている。また、結婚して、家族と一緒にヨーロッパに行くことだ。ヨーロッパは世界遺産が多いのでそこを見て生きたいと思ってる。
 死の事なんて考えずに、もっと気楽に生きれば良いという意見もある、確かに死を気にせずに気楽に生きることも出来るしかし、『限られた人生の中で、一番大事なことは「何をするか」ではなく「何をしないか」である』という名言があるように、締め切りを意識するからこそ、有意義な人生を送ることが出来るのだ。

   講評   hamura

 すばらしい作文でしたね。今回は初めてのパソコン入力でしたが、即座にできています。やっぱり得意なのですね!これからも普段の作文でもどんどんパソコンを使ってください。
 機械の判定も出ますし、ホームページを使いこなすと、速読や読解マラソンなどの読む練習や、他の人の作文をたくさん読むこともできます。特に、同学年の同じような課題の作文を読むと、結構いい刺激になりますよ。
 課題文がどんどん難しくなっていますが、毎回の音読も立派にできています。作文も意見文の構成がしっかり身に付いていますし、文章力もすごい勢いでのびていますね!
 これからもこの調子でがんばりましょう!
 クリスマスは友達と、電車に乗りましたか?
  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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