対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   色々な考え方   ゆうちゃん

 英語では、「I am cold」「You are cold」「He is cold」は、どれも同じように普通の自然な表現である。ところが日本語だと、「ボクハ寒イ」はよいが、「君ハ寒イ」、「彼ハ寒イ」というのは不自然に聞こえる。一見、日本語の方は筋が通っていないように思えるが、それなりの論理は背後にある。言葉にはそれぞれ文化があり私たちは何気なく日本的な文化を通して物事をみているところがある。
 そのためには第一に、失敗や批判を恐れないことだ。毎週金曜日に部内で担当の人が自分で決めたテーマに沿って原稿を作ったりBGM・オープニング・エンディングを決めて金曜日に一人ずつ部員の前で生で発表するモニター会というのを行っていて毎回私は機材関係全てを担当しているのですが、生放送なので行ってもタイミングが合わなかったり音量が小さかったりと様々なことが発生してしまいます。それはいつどのタイミングで起こるかわからないため常に気を配っていないといけません。とは言ってもうまく行かないことがあります。多少うまくいかなくても批判を恐れずに、私は出来る限りがんばったと言えるようにしていきたい。
 またもう一つは積極的に海外の人と交流する中で日本文化の狭い枠にとらわれない考え方を身につけていくことだ。週1時間英会話でアメリカ人の先生が授業をしてくれるのですが、その中で日本では当たり前のことが外国では当たり前ではなかったりと色々と異なっている部分がある。それは各国々で習慣・常識が異なっているからだ。日本語では曖昧に答えられることでも他の国の言語だとキッパリと言える部分がある。なぜなら日本語にはあることでも他の言語にはないことだからだ。要するに日本人は日本的な表現をしているからだと思う。伝記によれば、福沢諭吉は、学校の中での生徒の先生に対する形式ばったあいさつを省略するなど、合理的な考えを持っていた。これも書物を通して外国の物の見方に触れたからであろう。
 確かに、それぞれの文化の個性を守ることは大事だ。しかし無意識のうちに行われていたら良いことではない。「哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである。」とあるように自然に日本的な考えが当たり前だと思ってしまのではなくて、もっと大きな視野で自分を見直すことが必要である。

   講評   jun

 毎月4週目は読解問題もあるので、時間があったらやってみてください。
                                

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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