対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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まさかソフィーは かのし
まさかソフィーは世界を分かりきってない。なぜなら、習慣の問題があるから。普通の大人は現実を知り、重力の法則や世界のそのものになれっこになってしまう。当たり前だと思っているが、ソフィーは世界のそのものを全てはまだ学んでいない。もしありえない事が起きたらそれが当たり前だと感じてしまうが、わたしたちはびっくりする。だから、子供のうちに、この世界に驚く能力を失うことになっているらしい。私達の大切な何かを失っている。
例えば、他の惑星に生命が存在するかどうかわからないのに、他の惑星の生物にでもくわしても、ありそうなことではない。普通の人はびっくりするのは当たり前だが、ソフィーはわたしはなぞめいた生き物…私は誰?…宇宙とはなんだろう…と、自分人身をとびきりおかしなものとして、とっくりと深く感じてしまう。だからソフィーは柔軟に考えてしまうが、私達は頭が固く考えてしまう。
自分の経験から言いますと、僕が小さいときに、どうして鳥はあの青い空を飛べるんだろう?どうやったら僕も飛べるかな?あの青い空を飛べたらどんな風景が見れるんだろう。という考えで不思議そうに空を見つめていたことがありました。母や父に訪ねてみたら当たり前のように言ってきて疑問が解決できないまま成長してきました。今になると鳥が空を飛んでいるのは当たり前のように感じてしまいました。
もう一つの例えがある。ある朝、父と母と2〜3歳くらい男の子、トーマスがキッチンで朝食を食べている。母が立ち上がり、流し台の方へ行く、すると、突然父が天上近くまでふわっと浮かび上がる。トーマスが「パパが飛んでる!」と言いながら驚きますが、いつもは父は毎日へんてこな機械でひげをそったりいろいろと珍しいことを目にしているから当たり前だと慣れている。
ところが母ではどうだろう?母の手からジャムのガラス瓶を落とし、びっくり仰天してけたたましく叫びます。
それに似たような経験があります。小さいとき、テレビを見ていた。マジックをしているところで、帽子から白い鳥が出たり、花が出たり、ウサギも出たりしていました。親とか他の知らない人々はびっくりしていましたが、僕は、ああ、これが当たり前なんだ。帽子は何でも詰め込めるんだ。僕の帽子も出来る。誰でも簡単に出来るんだ。と思っていたときがありました。
私はこの本を読んでみて、私が小さいときはいろんな物を見て興味もっていた。いつも驚いていたり、不思議に思っていたり、これが当たり前だと誤解していたりしていたが、時が過ぎると、何かも当たり前のように感じてしまったりすることがある。それと似たような話ですがこの世界に驚く能力が薄れていると思う。今の私は維持するのは難しいだが、思い出としてはいつでも残せるので大切にしまって世界のそのものを受け止めるだけだと思う。
講評 nane
空を飛ぶ鳥の話を実例として付け加えたんだね。
このように体験実例を盛り込むと、文章が個性的になる。
マジックの例も面白い。
大人になると不思議なことはだんだん少なくなるけど、不思議を感じる気持ちはずっと持ち続けていきたいね。
次回、常体と敬体の説明をするよ。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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