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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   現代はアイデンティティ不定の   ゼニガメ兵

 現代のアイデンティティ不定の時代といわれている。自分は何者か?自分は何をして生きていけばよいのか?どうすれば自分らしさを発見できるのか?これらの問いは青年期につきものだが、最近では、青年期に限らず、およそライフステージのどこにおいても、このような問いにつきまとわれる事が多い。よく知られているように、近代以前の社会には、それぞれの社会の要請に見合った何らかの通過儀礼が存在した。子供と大人はこの儀式によってはっきりと分けられていた。たとえば、我が国の武家社会における元服の儀式はそれを最もよく象徴している。一定の年齢になると、男子は幼名を廃し烏帽子名をつけ、服を改めて、髪を結いなおしたりさかやきを剃ったりした。まあこういう風に言っているとおり、いつまでも子供でいずに、早く大人になろうと決心したほうがいい。
 その方法一つ目、そのためには、実際の社会を体験する事だ。実は僕は、体験…では無いが、うどんや車の工場を見学させてもらった。うどんは工場ではこんな作り方をしていたのとか、車は小工場を利用して、部品を組み立てるなどを知った。たくさん見られる商品だけど、実際は工場でこんなに大変なくらい作っていたなんて全然知らなかった。たくさん作ってる商品はどういうふうに工場で作られたのかを知ったので、僕としてはいい勉強になった。<複数の方法A>
 その方法その二、社会もいつまでも子供扱いせずに、重要な役割にどんどんつけていく事だ。八幡市の竹を利用して白熱電球を作ったという伝記を残したエジソンは、列車の中で新聞を作って売る仕事をするなど、自立心が旺盛だった。それも、そういう自立を促す社会の雰囲気があったからだろう。<複数の方法B>
 確かに、世の中が複雑になると、子供という期間が長くなる傾向はある。しかし、『トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。』という言葉もある。実際の社会で役立つ人間になれるように頑張りたい。僕としては、そのためにはそれにちなんだ修行というか何というか、それにちなんだものを鍛えていくといいと思う。

   講評   iyu


 「いつまでも子供でいずに、早く大人になろう」というゼニガメ兵君の意見とは裏腹に現代は、子供が社会から隔離されて家庭内で育てられるようになったため、大人になれない子供が多いのかもしれませんね。
<方法一、二>実際の社会を体験することはおとなになるために大事なことですね。子供にとっては学校も社会ではありますが、それを超えた社会というものをみる機会も必要ですね。
<体験実例>工場見学をいい体験になったと意見も書けていますね。
<反対意見への理解>子供という期間が長くなるということはそれだけ準備をして、大人になっていくとも考え方もできますね。


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