対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   死にそうになった持久走   いまの

 「よーい、ピー!」
今体育で、持久走をやっている。運動場のトラックを五週する。
 持久走の最後の、二しゅうになってくるとまるで、しおれたはっぱのようになってくる。もう、話をする気にもなれず、くたくたになりながら、必死で、走っている。何か口の中が、りんごっぽいにおいがする。それにくわえて、先生の
「あと、一週!!」
と言う声が飛ぶ。まだ一週もあるのかぁと、気か重くなる。でも走り終わったら、みんなが、
「おつかれさま!」
とこえをかけてくれるので、少しだけつかれがとれた。たぶん、うれしかったからだろう。
 今、私のクラスでは、長縄に熱を入れている。今私のグループが、トップで、三分間で二百十一回とべた。日本で、トップの五年生のクラスは、五百十一回できるときいた。さすがにかなわないなあと感心してしまった。釜宮先生によると二百五十回までは、頑張れば飛べるけど、それをこえるとテクニックがいる。とおっしゃっていた。私が、回し手だったら、たくさん飛ぶために、思わずめちゃくちゃ早くなわをまわしそうだ。
「千里の道も一歩から」ということわざがあるように、持久走というきそから、やることは、大切なんだということが、分かった。これからは、疲れる大縄も頑張ってたくさん飛びたいなあと思った。「よくがんばったね。」と先生がほめてくれた。みんなの声が、運動場に響いた。

   講評   komiko

 いまのちゃん、こんにちは! 大事なポイントをよく意識して書くことができています。「もしも私だったら〜だろう。」と想像するのはむずかしいですが、その人の立場になったつもりで考えることで表現のはばが広がります。今回のようにがんばってちょう戦しましょうね。

 「書き出しの工夫」を「かけ声」で始めることができましたね。「体験実例」では持久走をしている様子を「まるで、しおれたはっぱのようになってくる。」と、いい「たとえ」を入れながら書くことができましたね。「まだ一週もあるのかぁと、気か重くなる。」と書いてくれましたが、ここでの週は、周に直しておきましょう。「前の話」ではクラスで長縄をがんばっていることを書けました。先生の言葉は、カギカッコを付けて「行がえ」できるといいですよ。「もし私だったら、きょりがすくなくて楽だなと思っているだろう。」と書けました、ここでは少し言葉を付け加えて「私が回し手だったら、たくさん飛ぶために、思わずめちゃくちゃ早くなわをまわしそうだ。」と想像できましたね。文頭に「もし」を付けるとよくなりますね。「わかったこと」あと「ことわざの引用」をして「これからの決意」のあとには「書き出しの結び」を「情景」で終わらせことに成功しました。よくがんばっていますね!

 次は二月十四日(木)に電話をします。課題は「チョウチンアンコウ(感)」を読んでの感想文です。しっかりと音読をしましょうね。

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