対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ぼくの育てたものはなんと...! クレヨンしんちゃん
おかしなことに ぼくは、植物を育てた中で,スゴーく後悔した事があります。
ぼくが三年生だったころ。学校の理科の勉強で、五月から六月頃みんなで、マリーゴールドとホウセンカを植えました。そして、一ヶ月。ぼくのマリーゴールドはすくすくと、成長し、みんなよりはやく大きくなりましたが、おかしな事にみんなはぼくのマリーゴールドのクキの半分くらいで花が咲いているのに、ぼくにはちっとも花が咲かないのです。とうとう一学期が終わって家に植木ばちを持って帰りました。お母さんがベランダで育てているマリーゴールドとくらべてみると、(あれ?なんかちがう!?)そうです・・・ただの雑草だったのでした。
(ガーン!最悪!!大ショックー!!!)
とまるでマンガみたいに心に石が落ちるようなショウゲキになりました。最初はかわいがっていたのにーとテンションさがったぼくの一人言。
それは、まるで、最初は馬かなーと思っていたのが、ろばだったみたいな事です。ヒヒーン(笑)
振り返って考えると、ぼくはマリーゴールドの種を植えてから,時々,水をあげるのを忘れていたけれど,それでもすくすく育つので、今思い出すとおかしいなあと思いました。それによーくみると葉っぱの形も少しちがっていました。ちゃんと育てたらよかったと今でも後悔しています。今度からは気をつけたいです。
でも、植えたおぼえもないのに、生えてきた雑草って、すごいなあ、ど根性やなあと思いました。雑草だとわかって、抜こうとしたけれど、けっこう根がしっかり強くて、ぬけにくくて、植木ばちが持ち上がってしまいました。そのうち、
(まあいいかあ、雑草でも。)
と、少し、愛情が芽生えてきてそのまま育てることにしました。
といっても、やはりまた水やりをしょっちゅう忘れました。それでも夏の暑さにも負けす、四年生の春の植え替えの季節まで、わが家ですくすく育ちました。花はさきませんでしたが、かわいく思えました。
講評 tama
愛情を持って育てれば、何だってかわいく思えてくるものです。雑草だとわかってからのほうが、かえって大切にしたのかもしれませんね。後日談が、作文全体の印象をよくしています。清書にふさわしい、すてきな内容でした。
※ 29日はお休み。次回の電話は、曜日時間変更により、3月4日(火)19:50となります。この日は進級テストを行いますので、書くことを準備しておいてください。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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