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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   みかけ重視の日本社会   さえピ

 私は、本でこの間こういう事を知った。料理を目でも食べることが身についている日本人にとって、より美しい果物を食べたいというのは国民性といえるらしい。日本人は味よりも「見てくれ」のほうが「高品質化」の上位に座るらしい。
 私はこの本を読んで「これは、いいな」と思ったことがある。それは「欧米の人は、りんごが小玉でも外観が悪くても味がよければよしとするポリシーを持っている」ということだ。つまり多少外観が悪くてもスーパーでは売ってしまうということだろう。そこを私が気に入ったのである。テレビで規格外と呼ばれる小さかったり形が悪かったりする野菜を見て農家の人が、
「これは、売れないから家で少し食べたら後は捨ててしまうんだ。」
といっていた。それを聞いて{もったいない。うちに売ってくれ!}といつも思っていた。私は別に見かけの問題など関係ないと思う。形が悪いからといってこんなのダメとずっといわれてしまうのはかわいそうだ。まるで「三つ子の魂百まで」というようにもって生まれた性質は一生変わらないということのようだ。本当はかわることができるのに変わらないということで「宝のもちぐされ」である。
 私がもしスーパーの店長だったら多少形が悪くても工夫して売ると思う、たとえば形が悪い物を売っているコーナーに試食できる場所を作り形は悪くてもおいしいんだということを表せばいいと思う。そのコーナーにはそのまま切ったものや調理したものを置けばいいと思う。そうすればお客さんも、
「こんなに形が悪くてもおいしいんだ。普通のより安いし、こっち買おう」
と言ってくれるかもしれない。
 私の家の近所には農家の直売所がある。そこには、確か出荷の時には規格外となる曲がったきゅうりが売っていた。私はそれを見て、「なるほど!」と思った。なぜならば、農家の人が、スーパーでは、売れないはずの規格外を売っていたからだ。捨てないで自分で売るのもいいなと思った。
私はこの間のバレンタインデーに友達と友チョコの交換をしあった。私は手作りのチョコレートを渡した。パイの中にチョコを入れたものをあげた。バレンタインデーなので形にこだわってハート型のものにした。あまりこげることなくきれいな形に作ることができた。手作りチョコをくれた子も、見かけにこだわってチョコの上にいろんなものをおき飾り付けをしていた。私も何か乗っているものの方が楽しみがあっていいと思った。それと同時に、やっぱり日本人は、本能的に見かけにこだわってしまうのだなと思った。
 人間にとって見かけとは、こだわるかこだわらないかはその国の国民性ごとに違い。それを直すの難しい。

   講評   itoyu

 さえピちゃん、初めてのパソコン入力でしたが、とてもよくできていますよ。長い文章を全て入力するのは大変だったと思いますが、よく頑張りましたね。森リンの点数もかなりの高得点が出ているようです。
 9行目の{}は()に、後ろから2行目の「国民性ごとに違い。」は「国民性ごとに違い、」に直しておきましょう。
                                
                       

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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