対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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木の長きを求むる物は必ず根本を固くす ブルーのインコ
かんじんなのは、それまではほかの人がやらなかった組みあわせをこころみるか、こころみないかです。それまであったのを少し変化させるかさせないかです。創造が人間にふさわしい仕事であることは脳の構造を働きから説明できます。創造とは、人間が意味があり、価値があるとおもう新しい組み合わせですから、ふたつ以上のいろいろなことがらが同時に脳の中に存在しなくてはならないでしょう。いわば、大脳はいつもいろんなことがらを組み合わせ、組み替えているわけです。つねに大脳は創造ばかりやっているようなものではないでしょうか。<<要約>>
ぼくはSイーグルスという野球チームに入部している。ポジションはサードで主に五番を打つ。三、四年生の時はバッティングでぼくの右にでるものはいなかった。しかし、どうだろう、五年生になると、あまり打てなくなり監督に四番から五番に変えられてしまったのだ。ぼくは最後に試行錯誤して、やっと元の打率に戻った。ぼくは姿勢を直したのだ。体をまっすぐにしてボールを打つとボールにバットが当たる確率が増えるようになった。また、バットをなるだけ早めに振るようにした。バッティング練習では三振はなく、全部、レフト越えした。また、振り遅れたぼくは打ったボールがほぼファースト方面に飛んで行ったが、今では打ったボールはほぼ全部サード方面に飛んでいくようになった。最近、試合でぼくは四番を打つようになった。また、速いボールにもついていくことができるようになった。四番を打ってもポジションをかえられないと良いのだが。
ぼくの母は高校を進学校に行ったそうだ。母のクラスの五十パーセントくらいの人がZ会という難しい問題ばかりやる通信教育をやっていて、母は福武書店という基礎しかやらない通信教育をやっていたそうだ。しかし、母は基礎力をきちんとつけたらしい。<<聞いた話>>母はよく、
「基礎力をきちんとつければ、応用力はつくから、最初に基礎力をちゃんとつけなさい。」
と言う。ぼくも最初に基礎力をつける努力をしている。
土井さんが乗ったロケットにはなんと、おいなりさんがつまれているらしい。そのおいなりさんも、試行錯誤して出来上がったという。こんど、なんと、すしを宇宙に持っていくそうだ。
ぼくは長文を読んで、基礎力と試行錯誤が大切だということがわかった。<<わかったこと>>木の長きを求むる者は必ず根本を固くす、なのだ。<<ことわざの引用>>
講評 koni
【第一段落】 とてもよくまとめています。最初に「まったく新しいすばらしいものをうみだす『創造』の秘密はどこにあるのでしょうか。」という文を引用するといいよ。
【第二段落】 体験実例を書くことができましたね。試行錯誤をしたようすを具体的に書いたところがすばらしい。読んでいて、練習の風景が目に浮かぶようでしたよ。「最近、試合でぼくは四番を打つようになった。」という文は、強調して、迫力をもたせよう。話の山をここで頂点にして、最後の一文で、ユーモアをまじえてこけさせるというブルーのインコ君の手法がさらに引き立つよ。例「最近、試合でぼくは4番に返り咲いた。4番バッターという響きが心地よい。絶対譲れない。ぼくは、気持ちを新たにグリップを強くにぎりしめた。」
【第三段落】 聞いた話と社会実例を書くことができましたね。すばらしい説明です。第三段落の話題が豊富なので、立体的な作文になっているよ。
【第四段落】 よくまとめています。ここでつかったことわざを題名にしたところもとてもいい。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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