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　　　時代　　　ゆうたん

　月などは、古い説では解釈がつかないことだらけで、いずれ新しい学説が誕生する。それはいろいろな科学の領域で、角度を変えて自然を見ているとつぎつぎと生まれる新しい発見から学説に発展し、学説をもとにしてすぐれた技術が続いていくということなのだ。今までのことにこだわりすぎると、その発展が起こらなくなるから、古いものにとらわれずに新しい見方をする、という考え方をすることが大切である。そこから、思いがけない科学の進歩も生まれることもあるのだ。（要約）
　時代によって事実が変わるということで、例えば昔の女性の美人と今の女性の美人というのがある。昔の女性の美人は、目がスッと一重で、鼻もそんなに高くはなくて、口も小さいのが美人だった。ひな人形のおひな様を見てみるとそれがよくわかる。しかし今の女性の美人は昔ととても変わっている。今の美人は、目がパッチリとしていてまつ毛が長く、鼻は高く口はキリッとしていて、手足が長くスラッとしている、まるで西洋人形のような女性が「美人」と言われている。なぜこんなに昔と今ではこんなにちがうのだろうか。「流行」というのもあるが、きっと西洋人みたいになりたい、という思いがあるのだと思う。外国との交流が多くなり、外国人の真似をしているのだと思う。そのように、時代によって変わるのは、当たり前なのだと思う。　私は、時代によって事実が変わるのは科学だけでなくて、いろいろなことで変わっていくとわかった。また、時代が変わると物事も変わっていくのだとわかった。　

　　　講評　　　onopi

　第一段落は大切なポイントをおさえて要約をすることができていると思います。よくがんばりましたね。その次の段落は時代によって事実が変わるという観点から実例を探すことができました。美人の条件、確かに時代と共に変わってきているようです。事実だけでなくそれに対しての自分の考えを書くこともできていました。他にも体型も同じことが言えそうです。昔はふくよかな方が良しとされていましたが、今はやせている方が良しとされるため必要以上にダイエットにはげむ人がふえてきています。最後にわかったことが書けました。変わると思えるからこそ新しい発見を求めて人はすすんでいけるのかもしれません。
　三段落構成になっていますが、いい実例をあげて話をすすめていることができていました。