去年の夏休みぼくたちはサンフランシスコから車で約六時間のところにあるヨセミテ国立公園に行った。着いた次の日、ぼくたちはジャイアントセコイヤがあるコースをハイキングした。ジャイアントセコイヤとは世界一大きい木で、ヨセミテ国立公園でしか見られない貴重な木だ。ハイキングをしていると、何かとても大きいものがあった。その物体の裏を見てみると、その先に木が伸びていたのだ。そう、その物体はジャイアントセコイヤの根っこだったのだ。木も大きいと根っこも大きいのだ。そして、歩いていると他の木より大きい木が見えてきた。他の木も相当大きいが、その木はまるで、ゴジラのように立派だった。木には山火事のあともあった。それを見てぼくはよく山火事にもたえて、すごいなと思った。また、木をくりぬいて作ったトンネルもあった。先に進むとシカや熊、数々の種類のリスも見ることができた。その自然を守るために、「禁煙」、「ポイ捨て禁止」などが書いてあった。自然の中なのに、ホテル、レストラン、ショップなどがあり全く不便がないのに、自然を楽しめるのは素晴しいことだと思う。 ぼくはいつか東京に沢山いたウグイスが戻ってき、宇宙飛行士が「地球は緑色だった。」というくらい地球に緑がもどったらいいなと思う。 ぼくは人間にとって里山とは目的を気持ちよく達成させてくれる魔法使いのような物だと思う。ぼくは、ヨセミテ国立公園をハイキング中ジャイアントセコイヤが「There were a lot of trees and animals, but now…」(昔は木も動物も沢山あったのに…)とジャイアントセコイヤが言っているのが聞こえたような気がした。