対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の交流   ななみ

 英語というのは、外の視点と内の視点が合成で作り上げためずらしい言語なのです。英語が四百年のあいだにまったく変わってしまったのと同じで、日本語が国際普及するに従って、外の人の影響力が国内の日本語にもおよんでくる。日本語は、外国人によって学ばれ、使われた経験がないために、植木屋を十年も入れなかった庭みたいでめちゃくちゃに枝がのびているという状態です。高等教育を受けたフランスの知識階級が話すフランス語と庶民が話すフランス語がいまだにちがうのは、庶民はお金をかけてフランス語を勉強していないからなのです。日本は、これからどうやって日本語を刈り込んでいったら、国際普及の日本語になるかということを考えなければならない。<要約>
 私は英語のじゅくにかよっている。英語は楽しい。でもむずかしい。日本語は、漢字以外はとくいだし、こつ?もつかめている。たとえるとまるで音楽みたいな感じだ。音楽のように、言葉が流れていく。だが、英語は、日本語になれすぎてしまってしっかりつかめない。だから宿題も、
「おかあさーん、ここどうやるのー。」
と大声で呼んで聞く。私がお母さんだったら、早めに英語を始めるなあと思った。
 私が思っている、日本語のいいところは、様子や思ったことをすっぱり音などを使って言えるし、はっきり言わなくても「あれ」で通じるから、いい。それから、地方によって方言がある。今の日本語博士?がもし私だったら、方言を使おう!と日本中に呼びかけると思う。方言を使うと、誰でも友達みたいな気がするからだ。私は日本語のこんなところが好きだ。
 言語とは人間にとって思いを一番伝えやすいものであり、使うところによって、どんどん変わるものだ。「少年老いやすく学成りがたし」ということわざがあるように、全ての言葉を覚えるのは、不可能だから、言葉に縛られずに心をいろんな人に伝えたいと思う。

   講評   komiko

 ななみちゃん、こんにちは! 日本語に関する感想文では、素直に自分の体験を書けましたね。 いよいよ六月一週は、「進級試験」です。お話した大事なポイントを全部書ききっていい作文にしていきましょうね。

 「要約」は、バランスよくまとめられています。「体験実例」での「たとえるとまるで音楽みたいな感じだ。音楽のように、言葉が流れていく。」と日本語を表した「たとえ」がよく書けていますね。会話を書くときの「おかあさーん」など「伸ばす音」は、「小さなひらがな書き」にできるといいですよ。「前の話」では日本語のよさについて挙げてくれました。「今の日本語博士?がもし私だったら、方言を使おう!と日本中に呼びかけると思う。」と想像して書いていますね。ここでの文頭は「もし私が日本語博士だったら、〜」とできるとよくなりますよ。第四段落の「一般化の主題」→「ことわざの引用」→「これからの決意」の三つのステップがを入れて説得力のあるまとめにもなれてきましたね。いいですよ!

 次は、五月二十二日(木)に電話をします。清書と読解問題の説明をします。進級試験前の清書なので、大事なポイントがぬけているところを付け加えながら、いい清書にしていきましょう。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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