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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   サーブ記念の日   キノコ

 「いくよっそーれ!」(書き出しの工夫)
私とお母さんと友達と友達のお母さんで、テニスコートに行ってテニスをした。
 こないだ、お母さんが、さるがしまスポーツセンターのテニスコートの予約ができたのでAも誘っていこうという事になった。そして、その当日、私はAと車に乗り、さるがしまスポーツセンターへ向かった。さるがしまスポーツセンターというのは、私の家から10分位の所にあるスポーツセンターで、テニス・バトミントン・サッカー・卓球などがある。私はよくそこにお母さんと友達と卓球やテニスをしに行く。
”キキーッ”
車が駐車場に停まる。私はラケットとボールを持ってコートへ向かった。パタンとコートの扉をしめると、ラケットをとりだした。そのラケットをベンチに置くとネットのはじっこへ駆け出した。レバーを回すと、どんどんネットが張っていく。ピン、とネットが張ると、あおいに、
「さぁ、早くやろうよ!」
と言った。ボールをバックから出すと、Aがいる反対側に立った。
「どうする?試合形式でやる?」
と私は聞いた。でも私は、あまり試合形式は好きではなかった。なぜなら私はまだあまり覚えてなかったし、力もあまり強くなかったので、勝てそうでもなかったのだ。第一、私たちが習ったのは、ダブルスの形式だけで一対一の試合なんて日曜日のテニスが終わってコーチがやっているのをちらりと見るだけだった。だからAも、
「うーん、普通のをやろう。」
と言うだけだった。普通のというのは、試合のときみたいに最初のサーブがサービスライン内に入らなくてもいいということだった。
「よし、じゃあいくよっ!」
”パーン!”サーブを私が打った。その時、えっ、という気持ちが体をまるで風のように駆け抜けた。サービスライン内に、私の打った球が入ったからだ。試合形式じゃないとはいえ、10本中4〜5本ははずしている私だから、最初からサーブがサービスラインに入れられることなんてめったにないので私は驚いてしまった。やっている間も驚きと喜びがずーっと続いていて、ボールを追いかけながら心はとてもはずんでいた。私は日ごろの練習の成果がこういうときにでるものだと思った。(わかったこと)
「ふぅ。」私は休憩時間にベンチに腰かけて、冷たいお茶を一気に半分くらい飲みほした。

   講評   onopi

 わかったこととサーブが決まったことについての喜びがつけ加えられました。大変よく書けています。
    


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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