対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   言葉の大切さ   ピプリー

散り初めのころのある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地面に達するまでのあいだの状態をぴたりと表す言葉がないのに気づいた。肌に感じるほどの風はなく、空は青く晴れわたり、いましも枝離れした花びらは、空気がこそにあるのだということを気づかせる程度の支えを受けて、静かに漂うがごとくにしつつ、しかし確かに地表へ降りてゆく。もし日本語にそれがなければ、それは日本語の語彙の貧弱を意味する。
「6位!!」
私の学校では「楽しく走ろう集会」というものがある。この競技は長距離を走って自分と戦う競技である。私は、いつも10位以内を目指している。毎年、5位なのだが高学年からは1200メートル走らなければならない。そして、本番・・・。友達と
「いよいよ「苦しく走ろう集会」だ!よし!頑張るぞ!!オー!!」
と気合を入れた。そして、ついに「苦しく走ろう集会」(ユーモア表現)が・・・。
「5・4・3・2・1スタート!パン」
先生がピストル(おもちゃのピストル)を鳴らした。
「ドドドドド」
みんなが一斉に走る。みんな、順位を早くするために必死に頑張っている。私は、一応早く走って、実力を発揮したいと思った。そして、ラスト一周の時がきた。みんな、ラストスパート、一気に走った。私も、最後の力を振り絞って・・・。しかし、抜かされてしまった。
毎年、5位の記録が無くなった。その時、私は頭の中がぼんやりした。何を言っていいか、分からなくなってしまった。私は、言葉がないともやもやして脳内でたちこもっていた。それからも、体育ではそういう経験が増加していった。
 この前、体力テストをやって50メートル走の出番が来た。私の得意科目なのだ。今年は「8.4秒」クラスの女子の中で1位になった。しかし、この後とんでもないことが起きるのだった・・・。
「タタタタタタタ・・・。」
「おぉ〜!7.7秒」
そんなタイムが出た。私は喋る言葉がなく、ただ驚くだけだった。上には上がいるということが分かった。
 人間にとって言葉とは、無くてはならない存在だということが分かった。喋るとスッキリするということが分かった。もっともっと言葉を表現豊かにあらわしてゆきたい。


   講評   yuta

 よい天気の日は、夏のように暑いですね。半そでで歩くと気持ちがいいです♪
       
 次回6.1週は『進級テスト』です。かならず「●決められた課題」で書いてください。「●印の項目が全部できている」「項目シールが貼ってある(シールがない場合は、ただし書きでも可)」「目標字数よりたくさん書けている」。以上のことができていれば合格です。
 合格を目指してがんばりましょう!p( ^ 0 ^ )q
☆締め切りは「6月8日(日)消印」です。間に合うように提出してください。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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