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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   6.1   あにせ

 心と身体を完全に切り離して考えることはできるのだろうか。現代の日本人は、中身ではなく外見だけで判断することに抵抗を感じる。日本人が古くから持っていた思考は、反省する時は正座をする、罰としてバケツを持って廊下に立つ、などといった身体を使って表そうとするものだった。日本人のこのような思考の変化には、外国の文化が大きく影響しているようだ。現代の日本人が身体を軽視しがちなのは問題だ。(社会問題の主題)
 考えられる原因として第一に、西欧文化を吸収し日本の古くからの思考がそれによって大きく変化したことだ。仏教には精神を集中させるために座禅をする行法がある。ほとんどが仏教を信仰している日本人は古くから身体を使って精神をコントロールする習慣があったのだろう。だがこれは今西欧文化によって流されつつある。西欧では心は神のような存在であり、身体は機械的なものでしかない。だがよく考えれば、精神的な苦痛を感じると体の具合が悪くなることがある。これでは心と身体は別物だという考えは通らないはずだ。運動に関しても、その時の精神状態によっていい動きができたり全く動けなかったりする。私もよく部活のコーチに精神的に強くなれ、と注意される。

   講評   nane

 第一段落は、もっと長く書いてもいいよ。身体の重要性ということをじっくり書いていこう。第一段落の結びで、意見の焦点が絞られていると、あとの展開がしやすい。
 この文章だと、まだ問題意識がはっきりしていないような印象が少しある。
 第一段落から書き直してみよう。

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