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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   スイスと日本の違い   エンペルト

 知識は現実の見え方や感じ方を変えてしまう力を持っている。コオロギは日本に昔からいる虫だがアオマツムシは外国から渡ってきた虫だという知識が、コオロギの声はきれいだが、アオマツムシの声はうるさくて耐えがたいというふうに感じさせてしまう。アオマツムシを虫かごに入れてその声を楽しむという習慣は日本にはないが、中国ではアオマツムシを虫かごに入れて売っているし、日本にもそういう習慣が広まれば、いつかアオマツムシの声は好ましいと日本人が感じるようになっても不思議ではない。むかし、クツワムシという虫がよく夜店などで売られていたが、「ガチャガチャ」というそのしゃがれた声は、アオマツムシの大きいけれど透明な声にくらべてお世辞にも美しいとは言えないものだった。知識がなければ、目の前にあっても見えないもの、聞こえないものがある。私達は、自分のものの見え方や感じ方を絶対のもの、まちがいないものだと思わないようにしなければならない。謙虚な心で多くの知識をたくわえるように努力するとともに、自分とはちがった国や文化の人々の考え方感じ方を尊重するように心がけたいものだ。(要約)
 日本の学校には、歩きで行く。でも、スイスの学校には、車や親と一緒に歩いていく。なぜこうなのか僕は考えた。なぜスイスの学校には、車で行くかというと十歳以下は、一人で、外を歩いては行けない週間があるそうだ。これに対して日本の学校とは大違いだと思う。まるで、フランス料理レストランみたいだ。(体験実例)
 スイスに給食は、自由に選べる。だが日本の給食は、自由に選べない。なぜこうなのか僕は、考えた。なぜ日本の給食は、自由に選べられないのかというと好き嫌いしてはいけないからだと思った。思った事は重い。(ダジャレ)
 僕は、このお話を読んで思ったことは、いろいろな考え方があるとわかった。

   講評   ogi

 エンペルト君、こんにちは。スイスと日本のちがいを考えたね。

<構成> 【要約】きちんとできているよ。もう少し要約が短いともっといいね。三文を少し短くしてつなげてみるとうまくいくよ。 
<題材> 【体験実例】スイスでは、10才以下は一人で歩いてはいけないのだね。いつも親といっしょでなければいけないと、ふべんなことやめんどうなこともあるけれど、安全でいいよね。給食もスイスと日本ではだいぶちがうね。
<表現> 【たとえ】【ダジャレ】いつも忘れずにしっかり入っているね。たとえやダジャレが入ると、作文がたのしくなるよね。
<主題> 【わかったこと】国によっていろいろな考え方や習慣があることがわかったね。いろいろな考え方を知ることは、とてもいいことだと思うよ。

 

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