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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   努力の先のひらめき   えてぬ

 「科学の中における発想と論理」という話になると、いつも昔にやったマツノキハバチ(松の黄葉蜂)の研究を思い出す。欧州の研究者によると、このハバチは年によってほとんど見ることが出来なかったり、大発生したりするのだ。そのハバチを飼育することになり、大学の研究室で飼育することになった。飼育温度は、普通、昆虫の実験で常識的に用いられる摂氏二十五度とした。でも全滅してしまい、そのあと「山の温度に合わせればいいかもしれない。」というひらめきが生まれ、気温に合わせるとハバチは見事に成長したのである。しかし学会に発表するときにはさすがに「それで、ふと思いつきまして」とは言えない。
 確かに理屈に縛られない直感は素晴らしいと思う。正規の大発見は偶然やひらめき、直感が重なり合って見つかることが多いと思う。それに人という生き物は理由がないと不安になってしまう。そこで例えば好きなものがあるとしたら、何故それが好きなのか?と考えてしまう。考えてしまうと何もやる気がしなくなり、好きなものも嫌いになってしまうのだ。例えば自転車が好きとすると
「私はなぜ自転車が好きなのであろうか。」などと考えてしまう。そうなると人という生き物はマイナスの面だけ考えてしまい長所というかその優れている面やいいところを見逃したり見過ごしたりしてしまうものなのだ。
 しかし、論理的な思考も大切だ。最近はどの分野でも「データ」というものを活用しこの「データ」の量が多いものが勝つと言われているのを見るのが少なくないと思う。これを活用した発展形が「ID」と呼ばれたりもしている。現実をしっかり見て出来るだけ正確に計算のように判断することも大切だ。
 大切なことは、「真によいことは、新聞に大きな騒ぎを起こすことなく、小さく始まる。」という名言があるように、小さくこつこつやっていって、やっているうちにひらめきが生まれたらそれを上手に活かすことが大切である。

   講評   nane


 山のたよりに読解マラソンの問題があるからやっておこう。
 作文の丘に、もう一度6.4週を入れて上書きするように送っておけばいいよ。

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