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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「思考」錯誤   カエル

「科学における発想と論理」という話になると、いつも昔やったハバチの研究のことを思い出す。ハバチを育てるのに25度や16度では、すぐに死んでしまう。しかしあるとき、ふとおもいついて温度を一定ではなく、高温と低音に振れさせたらハバチは死ぬこと無く繭を作った。このように、人の思いつきによる結果なのに発表する時は、思いついたということなど一言も触れずに、「論理的」に導き出したというように発表した。しかし、今大切なのは、科学の技術でも、科学的と思われていることと違ってずっと人間的なものということなのだ。
だから、私は理屈に縛られない直感を大事にした方がいいとおもう。(複数の意見その1)偶然にひらめいた事から偉大な発見が生まれたという話は数多くあります。例えば、ニュートン。ニュートンは、万有引力というすべてのものには必ず引力があるんだよ、という発見をした偉大な科学者です。しかし、それが思いついたのは物理の勉強をしていて理論的に考え出したからではありません。ニュートンは、リンゴが木から落ちる光景を見て引力の存在に気づいたのです。このように直感を大事にした結果大きな発見につながることもある。
しかし、理論的な思考も大切です。(複数の意見その2)人間が他の生物よりも優れているひとつの理由として、好奇心をもったからというのがある。人間は、好奇心を持ち「それはなぜだろう」と考えたから他の生物にはない能力を持つことが出来た。これは、人間には考えることが必要ということなのだ。考えなければいけないというのは人間関係でもいえる。人の気持ちを考えず、自分の好きなようにしていたら友達などできるはずがないだろう。人間関係等は数式などで書き表せられるようなものではないが、理論的に考えることを一番大切にするものだろう。確かに、直感にも理論的な思考にもどちらにもよさがある。(総合化の主題)しかし、一番大切なことは「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいと言う熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように、問題を解こうとする気持ちが一番大切なのである。どんなことをやるにしても、やる気があるのと無いのでは結果が雲泥の差である。色々な障害や、挫折しそうになることもあるだろうけど最後までやりきると言う気持ちをもつことが良い結果に結びつく方法だろう。

   講評   mae

 人間には「第六感」というものがあると言います。この長文で言えば「直感」「ひらめき」のようなものでしょう。古い言葉で言えば、「虫の知らせ」という表現もありますね。「なんとなくいやな予感がする」……というような経験は誰にでもありそうですね。でも、「論理的に考える」ことも大切(^o^)/。たとえば、テスト勉強でひらめきばかり頼りにしていたら大変なことになりますよね(笑)。
 二段落では偉人実例を引用しましたね。これは実は後から勉強する実例の出し方なのです。自分の経験から実例を探すことももちろん大切なのですが、みんなが知っている偉人の例を出すと説得力が生まれますよね。先取りして勉強できました! ニュートンの発見はひらめきが生んだ……、確かにその通り。もっと進めて考えるとしたら、「ひらめき」「直感」というのも、実はそれまでに蓄積された経験がある日実を結ぶ……ということも言えるのかもしれません。もしかしたら、「ひらめき(直感)」と「論理的思考」は奥底ではつながり合っているのかも……というのは先生の考えすぎでしょうか(笑)。
■主題(総合化の主題) ある事柄を考える時に、その事柄について真剣に(真摯に)取り組む姿勢が一番大切なのですね。
☆敬体(〜です、〜ます)の書き方が混ざってしまっているので気を付けてくださいね。
☆パソコン書きでも段落分けができますか?
♪題名の工夫、とてもよかったです!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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