対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日2126 今日1019 合計8017
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   学ぶ楽しさ   まる

 人間はこの世に生まれた瞬間から人生80年を迎えても何事かを学ぼうとする。人間が生涯にわたって学び続けるというエネルギーは学習することによって得られた楽しみや喜びによって生まれる。人間が味わう充足感や感動の大半は学ぶことから生まれるのではなかろうか。だから学ぶことは楽しいと思うべきだ。
 第一の理由としては、学ぶことはもともと面白いからである。私は今、大学の看護科の一年生だ。この前、祖父と肺気腫のおじさんの話をした。その場面で肺気腫という病気についてのいろいろな知識を話すことができた。祖父は禁煙に成功したのだが、「禁煙してよかったんだよ。」と心の底から言うことができた。これも学校で学んでいる授業の賜物だなと改めためて感じた。そしてまだあいまいにしか説明できないことをもどかしく思った。まだ勉強せねばと思った。
 また第二の理由としてはつまらないと思っていると勉強は頭に入らないからだ。私は中学のときは作文とか、自分の思いを文章にすることが苦手だった。だから高校一年の一番初めにした小論文テスト判定不可能という結果だった。制限字数の半分も書けていなかったからだ。そして私は高校三年生になり、推薦入試を受けたいと思った。だが推薦入試には小論文があったのだ。それから必死で小論文の練習をした。いろいろな本も読んだし、入試間近には毎日ひとつ小論文を書いた。するとだんだん文字数を多く書くようになっていた。なんとなく自分の中でコツがわかったのかもしれない。先生もいっぱいの人数の添削をしなくてはいけない中でがんばって早く返そうとする。だから自分もがんばってしまった。小論文の勉強をしているうちに国語の成績も急上昇し、気づいたら得意科目になっていた。人から言われていやいやしたのではなく、やらなきゃ受からないと本気モードに入ったことが成功の鍵だったと今思う。学習を楽しいと思い、自ら進んでする勉強こそが自分のためになるのだ。小論文の経験から私は作文の楽しさを知り、今言葉の森でさらに勉強している。日々忙しくて大変なときもあるけれど、やめたくないと思う。
 確かに勉強にはつらい面もある。肺気腫について習った人体の構造と機能と言う授業は正直言って眠い。「寒さに震えたものほど太陽の暖かさを感じる」と言う名言にもあるように、自分から進んで楽しいと思ってした勉強はどこかで必ず役に立つ。

   講評   hutu

今月も一生懸命作文に取り組むことができましたね。来週からは新しい課題になります。●項目も変わります。多様な表現に触れて、自分の伝えたいことをよりうまく伝えられるように一緒に練習していきましょうね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)