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　　　お風呂　　　たかちゃん

「たか—。お風呂入りやー。」
とお母さんが言ったので、（またかー）と思いました。僕は、家のお風呂より、旅行に行って入る温泉の方が、好きです。理由は、湧き出ている温泉の方が、汗を流せそうだからです。
　僕の家の風呂には、固形入浴剤を入れて、入浴しています。七月の入浴剤は、薔薇です。種類の色は、ピュアピンク、ファンシーパープル、フレッシュイエロー、スイートピンクの四つです。
　ずっと前、お風呂に入りすぎたとき、出てみると、すんごくクラーーッとなりました。そればかりか、凄くふやけていて、鏡を見ると、体から、モウモウと湯気が出ていて、体はまるで、イチゴのようでした。この頃は、夜も暑くなるので、パジャマではなく、浴衣を着ています。
　　もし僕の家族が、億万長者だったら、毎週旅行に行って、いろんなお風呂に浸かっているのになーと思いました。（お祖父ちゃん、お祖母ちゃんは、それを実現している。）でも、そうしたら、日記を書くのが、大変になるカモ・・・・・・。
　昔の、銭湯に行くのと、今の家ではいるのと、どっちがいいとなると、僕は、微妙だなと思います。

　　　講評　　　yoo

　たかちゃん、こんにちは。
　今回のテーマは、「お風呂」でしたね。家のお風呂より温泉がいいなと思う気持ち、よくわかります。(^^)　
　お風呂についての二つのエピソードが、とても上手です。新しい項目もきちんと表せましたね。たいへんよくできました。

＜書き出しの工夫＞
　お母さんの会話から書き出す工夫ができました。お風呂に入るのが乗り気でない、たかちゃんの気持ちがよく伝わるよ。
＜体験実例・もし〜だったら＞
　二つの出来事を、それぞれ上手に表わせました。
　たかちゃんの使っている入浴剤は、わが家で使っているのと同じかも？　「○ブ」の「ローズガーデン」かな？　「○ブ」はいろんな種類があるので、結構楽しいね。
　長風呂をしてのぼせてしまった「前の話」は、そのときの様子をとても上手に表せました。
　想像したことも、はっきり書けたね。毎週、旅行へ行って温泉に入るというのは、楽しいでしょうね。温泉三昧、いいなあ(^^)　たかちゃんもおじいちゃんになったとき、そうできるように、今はしっかりがんばろうね。（笑）
＜たとえ＞
　「まるでいちごのよう」というたとえを、使えました。体が熱くて真っ赤になってしまった様子を、上手にたとえられました。
＜自分だけが思ったこと＞
　温泉ではなく、昔の銭湯だったら、家庭のお風呂のほうが、便利で居心地がいいかもしれないね。ふと思ったことで結んだのが、おもしろいよ。