対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3224 今日127 合計55687
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   テストも一面ある   スケートねこ

 教室の中はしんとしている。空気に緊張感を感じる。なぜなら、テストの日だからだ。クラスのみんなはこれのために一生懸命勉強をしてきたから、がんばらなくてはいけないと思うから、ますますプレッシャーがかかる。もし私がそのテストはあったほうが良いか、それともないほうが良いかと聞かれたら、あったほうが良いと言う。
 テストがあったほうが良いと思う理由は、テストの結果で自分の実力を先生に見せて、どれくらいできるかを知らせる方法でもあるからだ。もし先生がその人のテストを見てその人の苦手な場所を見つけたら、その人にアドバイスしてあげられて、その人も次のテストのときには同じ失敗をしないようにできる。私の友達が、ある問題を間違えてどうして間違えたのか分からなくなってたけれど、先生に聞いたらよく理解できて次のときは良い点をとったから、聞いてよかった、ということがあった。
 テストがあったほうが良いと思うもう一つの理由は、テストが近くなると、みんながとてもよく勉強するからだ。普段あまり勉強しない人でも、テストの日が近くなるとすごく熱心になって勉強する。そうしたら、その人も、勉強することがどんなことなのか実感できる。私のクラスで、テストの結果を見せ合うことがあるけれど、その結果で、誰が勉強したかとてもよく結果に出ている。勉強していない人は、すごく悪い点をとっていて、勉強した人はたいてい良い点をとっている。
 確かに、テストがあることによってマイナスの点もある。例えば、あまりテストをよくだしすぎることは決してよくない。あと、テストのためだけに勉強をすることもある。テストのためだけに勉強すると、その問題だけに集中してあとはあまり理解できなくてもいいや、と言う考えもでてくる。しかし、テストがあったほうが将来にも良いと思う。私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。それに、やはりみんなも勉強するから、私は、テストは良いと思う。

   講評   kiri


 こんにちは。ことばの森の新しい学期がはじまりました。字数が800字以上です。今学期もがんばりましょう。

<第一段落> 
 テストの日の教室の情景ではじめました。緊張感が表現できているね。そして「テストはあった方がいいと思う」と是非の主題へとつなげました。
<第二段落>
 テストがあった方がいいと思う一つ目の理由は、テストの結果で自分の実力を先生に分かってもらうことができるからだね。弱点を把握してもらえることでその部分を補強してもらえるね。
<第三段落>
 もう一つの理由は、テストが近くなると、勉強をするからだね。ふだん勉強しない人も、勉強をせざるを得ない状況になるね。お互いの結果を見せ合うことも刺激になりそうだね。
<第四段落>
 最後はしっかりと反対意見への理解を示すことができました。はじめてだったけど、名言もぴったりのものを入れることができました。テストにはマイナスの面もあるけれど、将来のことを考えればやはり「テストは良い」という結論になるね。

 ☆ 今回の流れは初めての書き方だったけれど、とてもしっかりした構成で書けました。これからもこの調子で!
                   
                        
☆ クラスのみんなはこれのために → クラスのみんなはこのテストのために
☆ もし私がそのテストは → もし私がテストは
☆ テストの結果で自分の実力を先生に見せて → テストの結果を先生にみてもらい、
☆ その結果で、誰が勉強したかとてもよく結果に出ている。→ 誰が勉強したか、とてもよく結果に出ている。
☆ あまりテストをよくだしすぎることは決してよくない。 → あまりテストをよくしすぎることは決してよくない。
☆ 私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。→ 「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある」という名言もあるように、

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)