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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   親子の断絶   おのそ

 人間は他の人間と自由にまじわることができる。相手方に誰をえらぶかは、ある意味では自由であり、べつな見方からすれば偶然である。しかし、ひとつの例外がある。それは、血縁の関係、とりわけ親子の関係である。現代の特徴は、親子という関係が「問題」化してきた、ということであろう。むかしのように、親子は自然なスムーズな関係ではなくなってきた。変化する社会のなかで親と子の経験がまったく異質化してしまった。親は、じぶんが子どもだったときの経験を思い出して子どもを育てるのではなく、育児書をひもといて子どもを育てる。社会が進歩し、変化するかぎり、この落差は避けられない。親子の断絶がある社会の方が、良いのである。 その理由は、第一に、親子の断絶のような事がある社会は、進歩しているからである。親子の断絶がなく、親が子供に何もかも教え、親の道に進ませる、というのは停滞した社会である。 その理由の第二に、親子の断絶があると、子供の自立心が高まり、よい面がある。親が会社で役立つことを子供に伝えても、子供がその道に進むかどうかは分からないので、あまり伝える事がなくなり、子供は学校に行って、いろいろな事を教わってくる。そうして、親よりもこの方が、いろいろな体験をし、進歩している事もある。 確かに、親子は仲の良い方がいいときもあるかもしれない。しかし、親子の断絶があるような社会の方が、活発でいいと思う。「民主主義は、教科書には書かれていない」という名言があると売り、教科書にかかれていないから、自分達で切り開いていかなければならないが、そのほうが活気があっていい社会だと思う。

   講評   nane

 改行が消えてしまったので、清書のとき、入れなおしておこう。
 全体の構成と意見はしっかり書けている。あとは、実例を具体化して面白くすること。
 清書のときに、実例を入れて、全体の字数を増やしていこう。
 でも、毎週時間が遅くなるようだったら、通信に切り換えて、家でじっくり書いてもいいかもしれないね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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