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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   時代は進歩し続ける   うさちゃん

 現代の一つの特徴は、親子という関係が「問題」化してきた。自分の子どもは、将来、
自分と同じ様になるだろう、と親は考え、また、子どもは、親と同じような人間になりたい、と考えた。ところが、現代社会での様子はだいぶ違う。社会が進歩し、変化する限り、この親子の間に出来た段差は避けられない完全な保護者・教育者としての親と、完全な被保護者・生徒としての子、という安定した関係はグラつき、親子の間には一種の緊張関係が生まれてゆく
 私は、子と親は別のものとして育つ社会がいいと思う
 その理由は第一に昔のものにとらわれていると、新しい時代に乗り遅れてしまうからだ。
 私と父の子供の頃の時代をくらべてみる。例えば、今は、熱中症になるといって逆に「水を飲みなさい。」といわれるが、父の子供の頃は、運動中には水を飲んではいけなかったそうだ。しかし、ずる賢い父は、部活中にあまりにものどが渇くので、後輩に、グラウンドに穴を掘り、を埋め、ストローだけ地上に出させておき、休憩中に、何かを考えるふりをしながら水を飲んでいたのだという。
 また、第二の理由としては、良い物は自然と残っていくからだ。
 時代が変わってしまうと、全てが変わってしまったように思えるが、昔の人の知恵は、今の最新の技術よりももっと役立つことがある。例えば、おにぎりが良い例だ。おにぎりは、ご飯をお茶碗にいれなくてもすみ、コンパクトにまとまるということで、今でもお弁当のメインだ。
 確かに、親の言うとおりにまねをすれば、それはそれで安心だ。しかし、「脱皮のできない蛇は滅びる」という名言もあるように、私たちは、進歩しつずける時代を忘れてはならないのだ。これから私たちは、そのような時代の中で新しい親子のあり方を築いていくべきだと思う。

   講評   tama

 今月もよく頑張りました。よく考えて書けています。
 清書にあたって、ミスを確認しながらもう一度入力していくとよかったですね。

 (グラウンドに穴を掘り、)を埋め → ○○を埋め
 進歩しつずける → し続ける

 毎日暑いですが、夏バテしないようにね。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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