対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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こうしてケーキミックスはを読んで 梅さん
この話は、アメリカでヒットしたケーキミックスが日本でも売れるように、炊飯器を使った作り方を開発したということから始まる。だが、ケーキミックスはまったく売れなかった。ケーキミックスが売れなかった理由は、ご飯を炊く機械ででケーキを作るとバニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないかと思い、日本人が反対したからだ。
この話の面白かったところは、炊飯器でケーキを作ることは、イギリスの主婦にティーポットでコーヒーを作れと言うのと同じくらいきみょうなことだと書かれてあったことだ。
ぼくは似た例を知っている。それは、チェスと将棋だ。将棋は日本に昔からある遊びだが、チェスは、アメリカから来たゲームだ。ぼくが読んだケーキミックスの話のように、日本では、チェスより将棋の方が人気がある。逆に、アメリカでは将棋を知っている人は少なく、チェスの方が人気がある。ぼくは池上線の池上駅の近くのチェス教室に通っている。だが、参加している人の九割は外国から来ていて、あとは日本人だ。やはり、日本には将棋という文化が昔からあるので、チェスは日本人にあまり受け入れられないのだと思った。
他にも、母に聞いた話がある。母が、
「そうね。私達がアメリカに住んでいた時に、日本から来たガオレンジャーというテレビ番組を大人たちがきらっていたわ。あの番組、敵に暴力をふるってたおすという話で、学校の先生も私に、子どもに見せないように言っていたわよ。」
と教えてくれた。ガオレンジャーというのは、赤、青、黄、緑、そして黒色のコスチュームを着た人達が、自分達の町へやって来た虫のように飛び回る敵をなぐったり、けったりして倒すという話だ。母のいっていたように、先生も母親も子どもにガオレンジャーをみせるのに反対だった。子供達がまねをするからだ。
日本では、こどもが学校でぼう力をふるっても注意をされるだけだが、アメリカでは、家に帰らされたり、学校に来ないように言われるなどの罰があたえられる。アメリカでは暴力をふるってはいけないのでガオレンジャーに反対するのだと思う。これがアメリカの文化だ。
ぼくは、文化は人間にとって大切なもので、人々は、自分達の国の文化を捨てたくないということがわかった。
講評 utiwa
こんにちは、梅さん。清書では、番組名をふせて書いてありましたね。よくないことを書くときに実名をかくすというちょっとした気づかいですね。よく気がつきましたね。「日本のこどもに人気のヒーローアクション番組」(ちょっと長い?)などと書く方法もあります。バッテリー5読んでいるのですね。また感想などを聞かせてくださいね。
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