対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大好きな旅行   クローバー

 「行ってきま〜す。」
いつも一人でお出かけするときはお見送りに来てくれた父や母にこうあいさつしてから別れます。こう挨拶するときはとても興奮してうきうきしていたり、とてもさびしくなっていたりもします。祖父母など血がつながっている人といっしょのときはさびしくないのですが、お友達とだけの合宿などはさびしくてとても楽しいことをしていてもたまにママのことを思い出してとてもイヤです。
 私が大好きなのは毎年夏休みに祖父母と3人で行く軽井沢。サイクリングとプールは必ずします。ただのサイクリングじゃなくて二人乗りの自転車に乗るから私は大好き。ぶっ飛ばして走ってみたければ、
「ちょっと急ぐよ。」
とにこにこして、私が後ろの席でガンガンこげばいいし、疲れたら、真ん中に通っている太い鉄の棒に足を乗っければ、前にいる祖父か祖母がこいでくれます。それにサイクリングで行くのは私の行きたいお店やみんなで楽しめる場所だけ。おしゃべりもとても楽しいし、林のなかを走るのはとっても気持ちいいです。
 昨年の冬私は始めてスキー合宿に参加しました。その時の出発の言葉はとてもさびしく、父や母の顔をあまり見ないで、しょぼしょぼのバイバイでした。でもとても楽しかったです。今一番覚えているのは自由時間は一瞬も静かなときがなく、ずっとみんなで転げまわっていたこと。私たちは一番奥の部屋で、周りの部屋の音も聞こえず、ろう下を歩く音も聞こえませんでした。そこでお友達四人だけの部屋でみんなですごく盛り上がり、二泊で四人でポテトチップスを七袋を平らげました。それにスキーの先生も優しかったし、ほとんど初めてのスキーだけれど、最後は気持ちよくすべることができました。楽しみにしていた戸狩温泉が、全然温泉らしくなかったのは残念だったけれど、さびしいとき以外はとてもおもしろくて楽しかったです。
 たくさんの楽しい旅行に毎年行くことができて、私を連れて行ってくれる人に感謝したいです。これから行く軽井沢、なにがあるか楽しみです。

   講評   hoemi

《書き出しの工夫》 一時の別れではあるけれど、出かける時のあいさつはクローバーちゃんにとって寂しくもあり、うきうきするものでもあるのですね。会話からの書き出しを工夫できました。
《自分だけがしたこと》 おじいちゃまたちと行く軽井沢がクローバーちゃんにとって、どれだけ大きな楽しみかがよく伝わってきました。お友達との合宿もちょっぴりホームシックにかかってしまうようですが、それでも楽しく感じられるのはいいですね。ホームシックにかかるというのは、それだけ親子の絆が深いからなのでしょうね。
《たとえ》 出発するときの寂しさを<まるで永遠の別れのような感覚になり、とても寂しく感じます>のようにたとえてみてはどうかな?
《心の中で思ったこと》 楽しい旅行に行けるのは連れて行ってくれる人がいるからと感謝の気持ちを忘れないクローバーちゃんはえらいですね。今年の軽井沢での休暇ではどんな楽しみが待っているか今からワクワクしますね♪

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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