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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   日本の石油   らっど

 戦後の日本は焼け跡にたたずんで日本はもうだめだと絶望している日本人がほとんどだった。さらには、設備や優秀な人材も失ってしまった。だが、地主制などの古い規約もなくなったのでヨーロッパの古い文化から抜け出したアメリカが発展したのと同じ条件が整った。1973年にオイルショックが起きると日本は省エネ政策を進めて、アメリカが指定した自動車排ガス規制の基準を同国の自動車会社はできなかったのに対し日本のホンダはそれをクリアした。そうして日本は世界最高基準の省エネ国となった。その一方で輸出に力を入れすぎた結果ヨーロッパから非難を受け、再び四面楚歌になってしまった。その後日本は地価高騰、バブル崩壊、長期デフレと日本の問題は、国内の問題よりも対外関係の問題として生じることが多い。
 その原因の一つは高度経済成長による大量消費、大量生産という生活の普及。モノの多くは石油で作られており、中東危機が生じるたびに、物価が上がってしまう。また外交が苦手なため聖徳太子が「日出ずるところの天子、日没するところの天子に書を致す」 と書いたり、鎖国時代にも日本の外交的センスが失われたのではないか。
 また二つ目の原因は自動車の使用が不可欠な現代社会。現在の中東紛争で今まさにガソリンが値上がりしている。自動車に頼る生活は不便にならざるをえない。
 確かにもはや私たちの生活は石油なしには成立しえない。けれども自動車の使用を控えたり、使い捨ての消費を見直したりすることで、石油依存から脱出できる。

   講評   nane


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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