対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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生きていくこと はっしー
ラップランドの夏の森に一足踏み入れると、まず最初に出迎えてくれるのは、美しい若葉の緑でもなく、色鮮やかな草花でもなく、実はおびただしい数のカやブヨの大群なのだ。しかもその数としつこさは都会生活に慣れた私たちの想像を絶するものがある。だから森に入る前旅人は長袖、長ズボン、そして蚊よけの帽子をかぶるのが鉄則となる。ところが、私の立場はそうもいかない、森の美しさは、嗅覚・聴覚・触覚など五感のすべてが解放されてこそ初めて見えてくる。互換のすべてを開放し、前身と森で対話したとき、初めて森は私を受け入れてくれる。このようなことから、私は自然の中の一員であるという自覚を持って生きていきたい。
自覚を持つための一つ目の方法は、すべての生き物は、支えあって生きているということを知るところにある。身近な例では、ヤンバルクイナがあげられる。ヤンバルクイナは沖縄で発見された鳥類だが、外来種であるノネコやハブを駆除するために導入された「マングースが天敵となってしまい、結局害獣を駆除するはずが、従来種を絶滅まで追い込んでしまったのだ。まったく皮肉なものである。このようなことを聞けば、普段は自覚しないことでも少しは自覚するようになるだろうと思った。
自覚を持つための二つ目の方法は、地球も一つの生命体として考えることにある「ガイア」という言葉もあるように、今までもそのような考え方がなされてきたことがうかがえる。地球の資源にも限りがある。それは目のそむけ用もないことだし、原油に関しては、今ものすごく価値が上がってきている「レアメタル」と呼ばれる類もそうだ。資源の枯渇を止める方法などない中、長い間資源を使っていきたいのなら、資源を大切に使っていくほかあるまい。身近な体験例としたら、「リサイクル」なるものが挙げられる。「リサイクル」「リユーズ」「リデュース」の三つがこれまで以上に大切になっていくだろう。(このままでは地球が\(^○^)/オワt(ry(笑))
確かに、人類の発展のために資源を使うことはやむをえまい。しかし、何に関しても「やりすぎ」はよくないことである。はっきりと言って自重されるべきものである。「存在するものには、いいとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある」という名言があるように、地球は一つの命として生態系のバランスを保って生きている。人類はその一員として調和して生きていかなければならない
講評 jun
<第一段落>
長文の要約をうまく自分の意見につなげることができました。
<第二段落>
地球上の生き物は、そのままの状態で支え合って生きているというのはそのとおりですね。人間のコントロールより自然の摂理の方がずっとうまくできているというわけです。
ヤンバルクイナの実例はよく思いつきましたね。
<第三段落>
さらに大きな視点から二つ目の方法を考えることができました。身近な社会実例を入れたところもいいですよ。
<第四段落>
この名言は、地球の生態系を表すのにぴったりの名言ですね。力強い意見でまとめることができました。
進級試験は合格です。おめでとう! 9月からもがんばっていきましょう。
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