対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ひさしぶりのバッタ しおりん
私は、小さかったころ、いろいろな虫をつかまえるのが平気だった。しかし、ある日学校で虫の事について勉強している時だった。急にいろいろな虫が気持ち悪くなってきて、虫がつかまえられなくなってきた。つかまえられなくなるだけではなく、虫が苦手になった。(三、四年生のころ)
私は、五年生になって新しく友達ができた。そしてその友達と遊ぶ事になった。その子が
「虫とりをしよう。」
と、言った。私は、しかたなくつきあう事にした。始めは、(ぜったい、いやだ)と思っていたけど、ちょっと一ぴきつかまえてみたくなった。そして、バッタをさがしてみた。すると一ぴき大きいバッタがいたので、いそいで手をのせてじっとしていた。すると、手の中で何かがはねているように感じた。私はそっと、手の中をのぞいてみた。すると、さっきの大きなバッタと、もう一ぴきちょっと小さいバッタがピョンピョンはねているのだった。私は、びっくりしたし、うれしかった。それよりもバッタは、やっぱりかわいいんだ、という気持ちの方が大きかった。それから私は、虫をつかまえるのが好きになった。
私は、お母さんにお姉ちゃんが小さいころの話を聞いてみた。
「しおちゃんが二才くらいの時に、お母さんといっしょにおふろに入っとったんよ。そしたら、たまたまおふろのゆかにくつしたの毛が落ちとったんよ。そしたらしおちゃんは、それが虫だと思ったみたいで、大きな声で
『むし。むし。』
と言ったんよ。で、お母さんが、
『これは、くつしたの毛よ。』
と言ったんよ。たまたま次の日もくつしたの毛が落ちとったんよ。そしたら、しおちゃんは『くつしたのけ』という虫だと思ったみたい。こと葉があまりしゃべれなかったので
『くったっけ。くったっけ。』
と大きな声で言ったんよ。」
と、お姉ちゃんが小さかったころの話をしてくれた。
私は、少したってからと、今とでは、まるで人が変わったように、感じ方がちがう事が分かった。
講評 yasura
上手に清書ができました
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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