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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   痛かった思い出   かまむ

 「ママ、ポチにかまれたみたい。」私の犬、ポチは、ガムを熱心に噛んでいる時は歯をむき出し、近づいたらかんでやるというしぐさをする。去年、私はそのポチを邪魔してしまった。するとポチは私の顔めがけてかんだ。ポチは私のまぶたをかんだのだ。母はびっくりして、「目を急いで洗ってきなさい。」と言って、一緒に大慌てで病院に言った。病院に着いたときには目がはれてひりひりしていた。お医者さんは、「かんだ犬は狂犬病の注射をしましたか。」と言った。母は、答えた。「はい。」私は注射されて消毒されて最後に飲み薬をもらって帰った。かまれたときはまぶたの傷もあったが心の傷もあった。せっかくかわいがった犬に恩をあだで返された気持ちだった。まさに「飼い犬に手をかまれる」だ。ポチは私をかんだということをまるで忘れたかのようにいい子だ。そこが犬のいいところ。他にもある。「ぎゃああああ!お目目、お目目、」それは3歳のときに起こった。母の記憶によると、私は上機嫌で芝生の上であお向けになって鼻歌を歌いながら、むしった草で遊んでいたそうだ。でもよーく見ると私ったら、目の上から草を雪のようにぱらぱらと落としているではないか!「あ、あほ!やめなさいっ!」と言おうとしたその瞬間がこれだ。「お目目痛いの!お目目痛いの!」母は私の目をのぞきこんで言った。「何も入っていないじゃないの。」「痛いーーーあーーーー!」このときは本当に痛かった。私のトラウマだ。「目をぐるぐる回してごらん。」私は目を回した。しばらくすると、草が見えた。「あった。」母は取ろうとした。引っ張ると小さい草のきれはしではなく、3センチくらいの長—い草が出てきたのだ。そのときまでぎゃあぎゃあ騒いでいた私だったが、草を取り除いた後はけろっと治った。 人間にとって痛みとは無理をするな、という忠告である。言い換えれば、何で痛くなるのだろうか?痛いことをするによって、脳がもうしないと覚えこむことだという人もいる。

   講評   taimu

 今月もよくがんばりましたね(^^)。おおよそ四段落にわけてみるとまとまりがいいでしょう。以下は一例です。

●第一段落 
「ママ、……」
私の犬、ポチは

●第二段落
■去年、私は       ■は一ます空けるという意味

●第三段落
■ほかにも
「ぎゃああああ」

●第四段落
■人間にとって痛みとは         


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